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マラソン選手・大迫傑さんを撮り続けた写真展 学芸大の書店「BOOK AND SONS」で

写真家・松本昇大さんの写真展「HARDWORK」作品から

写真家・松本昇大さんの写真展「HARDWORK」作品から

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 写真家・松本昇大さんの写真展「HARDWORK」が8月28日、東横線・学芸大学駅の書店「BOOK AND SONS」(目黒区鷹番2、TEL 03-6451-0845)で始まる。

【写真】写真家・松本昇大さんの写真展「HARDWORK」作品から

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 松本さんは1983(昭和58)年、大阪府生まれ。2008(平成20)年から写真家の若木信吾さんに師事し、2011(同23)年独立。現在は雑誌や広告などで活動する傍ら、スポーツを題材にした写真を撮り続ける写真作家として作品を発表している。

 そんな松本さんが被写体として長年追い続けてきたのが、マラソン選手の大迫傑さん。大迫さんは8月8日に行われた東京五輪陸上男子マラソンで現役ラストレースを迎え、日本勢では2012(平成24)年ロンドン大会以来となる6位入賞を果たした。

 同展では、大迫さんが東京五輪に向けて練習拠点としていた米アリゾナ州・フラッグスタッフで今年6月に撮影したものを中心に、2016(平成23)年から今年のラストレース直前まで撮り続けてきた中から選んだプリント約25点とスライドショーを展示する。

 作品について、同店担当者は「競技を通じてわれわれが目にする心を揺さぶる瞬間の過程にある、粛々と鍛錬と節制を続ける膨大な時間の日々、そして自分自身とひたすら向き合い、目標に向かって努力を積み重ねる姿勢そのものが写し出されている」と話す。

 「本人以外は完全に理解することができない世界だからこそ、想像することを大切にしてきた写真家・松本昇大さんが捉える『大迫傑』の姿を会場で楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛ける。

 会場では、大迫さんの著書「走って、悩んで、見つけたこと。」、東京五輪に向けてケニアで自身を追い込む日々を日誌につづった「決戦前のランニングノート」(共に文芸春秋刊)も販売する。

 開催時間は12時~19時。水曜定休。入場無料。9月14日まで。新型コロナウイルス感染症拡大防止による入場制限や事前アポイントメントを行う場合は、同店のツイッターで当日発表する。

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