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自由が丘スイーツフォレストが休館 17年の歴史に幕、新たなテーマで刷新へ

「スイーツの街・自由が丘」のランドマークとして17年間親しまれてきた「自由が丘スイーツフォレスト」外観

「スイーツの街・自由が丘」のランドマークとして17年間親しまれてきた「自由が丘スイーツフォレスト」外観

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 「自由が丘スイーツフォレスト」(目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6600)が9月26日の営業を最後に、リニューアルに向けた準備のため休館する。

【写真】フィナーレ限定スイーツから、スイーツカフェGOLGO「Thanks!ジャンボパフェ」

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 「スイーツの街・自由が丘」のランドマークとして長年親しまれてきた同館は2003(平成15)年、「日本初のスイーツのテーマパーク」としてオープン。施設内に複数のスイーツ専門店を集め、各店のパティシエたちが提供する作りたて・できたてのケーキやクレープ、スフレなどの食べ比べが楽しめることから、幅広い世代から支持されてきた。

 自由が丘の商店街が主催する春のイベント「自由が丘スイーツフェスタ」では、自由が丘商店街振興組合とコラボレーションした高さ2メートルにも及ぶ等身大サイズのイメージモニュメント「お菓子の家」を2008(平成20)年から毎年制作。スイーツを通した地域活性化に寄与する取り組みも展開してきた。

 同館によれば、「自由が丘スイーツフォレスト」のテーマパーク名は今後も継続するが、「次なるチャレンジとしてテーマを一新し、第2ステージとなるリニューアルオープンに向けて準備を進めている」といい、グランドオープンの時期については今後発表する。

 同館では現在、休館前最後の季節イベント「旬のスイーツ・ジャポネ~シャインマスカット」のほか、各店がフィナーレに合わせた限定スイーツを用意する「Special Thanks★スイーツ」、対象店舗の利用でレシピ本などを進呈する「スイーツフォレスト Sweets ラリー」などを行っている。(★印はハート)

 同館ディレクターの斎藤未来さんは「当館は『スイーツを通して心豊かな体験をお届けしたい』との思いで、準備を含めた約19年間を走り続けてきた。これもお越しいただいた皆さまのおかげだと感謝している」と振り返る。「最後まで心を込めてお迎えしたい、来館をお待ちしている。いったん休館となるが、また笑顔で皆さまにお会いできることを願っている」と話す。

 営業時間は11時~19時。

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