買う 学ぶ・知る

イデーショップ自由が丘でイベント 端材や端切れをアップサイクルした作品展示販売

イベント「BRICOLAGE(ブリコラージュ)」が開かれているイデーショップ自由が丘店・1階エントランス

イベント「BRICOLAGE(ブリコラージュ)」が開かれているイデーショップ自由が丘店・1階エントランス

  • 1

  •  

 イデーショップ自由が丘店(目黒区自由が丘2、TEL 03-5701-7555)で現在、イベント「BRICOLAGE(ブリコラージュ)」が開かれている。

イベント「BRICOLAGE(ブリコラージュ)」が開かれているイデーショップ自由が丘店の様子

[広告]

 「イデー」を企画・運営する良品計画(豊島区)が2013(平成25)年に立ち上げたプロジェクト「IDÉE GARAGE(イデーガレージ)」の第3弾。製造過程で生じる端切れや残反、廃材、機能上は問題ないが新品としての販売が難しい「B品」を集め、新たな価値を加えて別の物に生まれ変わらせる「アップサイクル」商品を展示販売する。

 同店1階~3階の売り場、現在空きスペースとなっている4階の計4フロアを使い、プロジェクトに共感する10組のアーティストによる作品展示や IDÉE GARAGEのオリジナルアイテム、倉庫に眠っていたサンプル品の販売、ワークショップやトークイベントなどを展開する。

 4階「IDÉE GARAGE オリジナルアイテム」では、イデーや無印良品の商品の製造過程で発生した残布や、店頭サンプル品として少し汚れてしまった商品などを再利用したり、他のものと組み合わせたアップサイクルプロダクトを紹介。ソファやチェアのカバーの形状をそのまま生かしたバッグ、不要回収された桐だんすと無印良品の未活用収納家具パーツを組み合わせたシェルフなどのオリジナルアイテムがそろう。

 9月17日から新たな2つの展示販売が加わる。「DESIGN UNDERGROUND(デザインアンダーグラウンド)」は、自らを家電蒐集(しゅうしゅう)家と称する松崎順一さんが主宰するブランド。松崎さんが日本中を駆け巡って集めた70年代から80年代のビンテージ家電、主にラジカセを自ら整備した作品をそろえる。

 同日から始まるストック品販売会「FROM THE WAREHOUSE MUJI AND IDÉE STORE(フロム・ザ・ウエアハウス・ムジ・アンド・イデーストア) vol.2」は、無印良品とイデーの倉庫で保管している世界中から集めたサンプルやストック品、手仕事の一点物、役目を終えたショップの備品や什器(じゅうき)などを販売する。混雑状況によって入場制限などを行う場合がある。

 1階~3階の各階では、アーティストのブランドによる作品を展示販売する。1階は、インドの伝統的な手仕事・ブロックプリントの作業に使われた下敷き布を取り入れた衣料品「rétela(リテラ)」、民族衣装や装飾品、端材を使ったバッジ「Acchi Cocchi Bacchi( アッチコッチバッチ)」。2階は、ウール生地の廃材をテキスタイルとして生まれ変わらせる「ANIMA FORMA(アニマ・フォルマ)」、アップサイクル家具などを手がける「Bouillon(ブイヨン)」。3階は、牛革の端材と天然ゴムで生成したリサイクルレザーを使ったプロダクトブランド「MAKOO(マコー)」、デザインスタジオ「Ph.D.(フッド)」による端切れや端材、廃棄物などを素材としたアップサイクルプロジェクト「oops(ウップス)」。

 営業時間は、1階~3階=11時30分~20時(土曜・日曜・祝日は11時から)、4階=11時30分~18時(同11時~20時)。9月16日は展示替えのため4階のみ休業。10月3日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース