北欧フィンランドのライフスタイルに触れるカルチャーイベント「Finland Day(フィンランド・デー)」が10月20日から3日間、同日オープンする商業施設「JIYUGAOKA de aone(自由が丘 デュ アオーネ)」(目黒区自由が丘2)で始まる。
ポップストアを出店する、リサイクルコットンを使ったフィンランド発アパレルブランド「Pure Waste」
国連の関連機関が毎年発表している「世界幸福度ランキング」で2018年から6年連続で1位に選ばれているフィンランド。イベントを企画したアーキネティクス(目黒区)の吹田良平さんは「フィンランドはハピネスとビジネスを見事に両立させている国。私たちがより幸福でサステナブルな暮らし方を身につけつけるため、フィンランドから多くのことを学ぶタイミングと考えた。さまざまなトークプログラムから、本当のフィンランドを体験してほしい」と話す。
20日のオープニングは「MOOMIN meets(ムーミン・ミーツ)自由が丘」と銘打ち、世界中で愛されているフィンランドの童話「ムーミン」のキャラクターが来場する「ムーミン・グリーティング」(11時20分~、14時20分~、16時~ 各回20分)、ポエトリーリーディング「自由が丘のムーミン谷」(12時~、15時~ 各回35分)を予定する。
トークプログラムは、21日=11時~11時40分「持続可能な未来のためのイノベーション」、14時~14時30分「創造都市ヘルシンキ」、15時30分~15時50分「世界で一番幸せな国の歩き方」、22日=13時~13時30分「北欧フィンランドのライフスタイル~幸せをもたらす暮らしのヒント~」、15時~15時40分「サウナの国フィンランドから見たサウナのこれから~人と人をつなげるサウナ」。
中でも、「持続可能な未来のためのイノベーション」では、フィンランド大使館商務部のインカ=リーサ・ハカラさんがフィンランドのバイオ素材製品の最新事情を紹介。併せて、北欧のサーキュラーエコノミーやイノベーション事情に詳しい三菱UFJリサーチ&コンサルティングの中島健祐さんと対談する。
このほか会場には、フィンランドの雑貨や食品などを扱うブランドによるポップアップストアや、フィンランドを代表する建築家・デザイナーのアルバ・アアルトの人生を追った映画「アアルト」(現在公開中)の関連ブースが出展する。
開催時間は10時30分~17時。
会場となる同商業施設・3階の屋外ガーデンテラスは今後、「de aone TERRACE CLUB(デュアオーネテラスクラブ)」と名付けた文化交流型イベントを定期的に開いていく予定。