型染め作家・小倉充子さんの浴衣展-駒沢「イオグラフィック」で

江戸型染め作家の小倉充子さんの作品は、遊び心に満ちた大胆な絵柄が特徴

江戸型染め作家の小倉充子さんの作品は、遊び心に満ちた大胆な絵柄が特徴

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 駒沢の自由通り沿いにある「イオグラフィック ショップ&ギャラリー」(世田谷区駒沢1、TEL 03-5712-0141)で5月9日、展示会「小倉充子さんの浴衣展」が始まった。

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 同展は、同店を運営する大橋歩さんが企画・編集を手掛ける雑誌「アルネ」別冊号「春と夏 09 大人のおしゃれ」で小倉さんの作品を紹介したことから生まれた企画。

 小倉さんは、江戸風俗をモチーフにしたユニークなデザインの作品を数多く手掛ける江戸型染め作家。作成した図案を木に彫って型紙に写し、それを一枚ずつ生地に染め上げていく工程を小倉さんが一貫して行う。着物、浴衣、手ぬぐい、げたの鼻緒まで幅広く制作しており、作品展などで人気を集めている。

 今回展示販売するのは、はしでそばをたぐる様子を大胆に表現した柄行の「ざるそば」(写真)などの浴衣(75,000~85,000円)、手ぬぐい(1,260円~1,575円)、げた(13,230円~21,000円)など。

 「小倉さんの浴衣は、夏の着物としても着ていただけるもの。いくつもの工程を経て作られるため販売数が限られる」(同展担当者)という。期間中、職人による鼻緒のすげの実演も行われる(10日・16日=13時~17時)。

 営業時間は12時~18時。今月16日まで。

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