自由が丘に古材家具インテリアショップ「カギロイ」-青山から移転

「スローインテリア」をテーマに、展示台やカウンターには間伐材を使うなど環境へのメッセージも込められている「カギロイ」店内

「スローインテリア」をテーマに、展示台やカウンターには間伐材を使うなど環境へのメッセージも込められている「カギロイ」店内

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 コクヨファニチャー(大阪市)は6月12日、自由が丘南口・カトレア通りに同社直営インテリアショップ「カギロイ」(世田谷区奥沢5)をオープンした。

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 カギロイは、コクヨ社内ベンチャー制度から生まれた自社開発の古材家具シリーズで、2002年に初直営店を表参道にオープン。「ニッポン自慢のカギロイインテリア」(同社)をコンセプトに、古民家の柱や梁として使われてきた古材、漆、和紙など日本ならではの素材を用いたインテリア製品で、日本独特の文化「低座」の暮らしを現代生活に提案する。

 出店場所は、旧「アクタスキッズ自由が丘店」2階部分跡。店舗面積は約80坪で、旧表参道店舗の約4.7倍の広さの展示販売スペースを展開する。白と木目を基調とした店内には、間伐材を使った木製パネルの展示台やカウンターを設置。造作デザインは、同店オリジナル家具も手掛ける人気リビングデザイナー、小泉誠さんが手掛けた。

 主力商品は、小泉さんデザインで古民家古材の風合いを生かしたチェアやテーブルがそろう「CHOKOZAI(ちょこざい)」シリーズや、デザイナー村澤一晃さんによるいすの座り心地とラウンジチェアのくつろぎ感を合わせた低座いす「takaza(たかざ)」など。価格は、「CHOCOZAI ダイニングテーブル」=18万600円、「takaza」=5万4,495円。店内には、シリーズ家具のほか、照明器具や和雑貨などもそろえる。

 「今回の移転を機に、インテリアを永く大切に使う意味で『スローインテリア』という新たなテーマを設けた。近年の環境意識の高まりに対して、より良い自然環境と住空間を次世代へ残せるようインテリアを通じてPRしていきたい」(同社)。ターゲットは、デザインや自然素材にこだわりを持つ30~40代に据える。

 営業時間は11時~19時。

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