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現代美術の作家と描く「自画像」ワークショップ-奥沢・宮本三郎記念美術館で

画家の高橋大輔さんと描くワークショップ「色とりどりの自画像」(高橋さんによる参考作品)

画家の高橋大輔さんと描くワークショップ「色とりどりの自画像」(高橋さんによる参考作品)

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 「世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5483-3836)で8月8日~12日、夏のオープンワークショップ「色とりどりの自画像」が開かれる。

画家の高橋大輔さんと描く「色とりどりの自画像」(高橋さんによる参考作品)

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 2004年の開館時から毎夏開催している創作ワークショップ。誰でも気軽に参加できる内容やスケジュールで、参加費も100円に設定しているのが特徴。「夏休み中ということもあって参加者は小さなお子さんが中心だが、お母さんだけではなくお父さんやおじいちゃん、おばあちゃんと一緒の参加者が多く見られる」(同館)という。

 今回講師を担当するのは、画家の高橋大輔さん。独自の色彩感で抽象画を手掛ける高橋さんと共に、「『はだいろ』や『あか』『くろ』だけではない、『じぶんいろ』を発見しよう」をコンセプトに、色とりどりの自画像を描く。

 高橋さんは1980年、埼玉県生まれ。東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻入学後、休学してインドへ渡航。卒業後は個展やグループ展をメーンに活動する。主な個展は「絵画の田舎」(2012年、HARMAS GALLERY)、「100 層」(2011年、switch point)、主なグループ展は「人魚とビスケット」(2011年、Art Center Ongoing)、「ART IN TIME AND STYLE MIDTOWN VOL,4」(2008年、time and style midtown)。

 「とにかく自由に描いて、絵を描く楽しみを感じていただきたい。自画像の制作を通して、自分らしさ、他者との違いを認める機会にもなれば」と同館担当者。

 開催時間は13時~17時(受け付けは16時30分まで)。参加費は1枚=100円。画用紙や水彩絵の具などの画材、鏡などは同館で用意する。事前申し込みは不要。

 夏休み企画ではほかに、8月7日から同館で開催する展覧会「宮本三郎クロニクル 1922⇒1974」を夏休み期間中に限り小・中学生は無料で観覧できる。「ぜひ合わせて鑑賞していただき、地域にゆかりのある作家の存在やさまざまな表現方法があることも知っていただければ」とも。

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