リリース発行企業:日本ビジネススクール・ケース・コンペティション実行委員会
2024年大会優勝のグロービス経営大学院 大角チーム (C) 2024 NPO法人 日本ビジネスケースコンペティション実行委員会 All Rights Reserved.
「日本ビジネススクール・ケース・コンペティション(以下、JBCC)」は、経営学を学ぶ現役社会人学生が日本企業の抱える課題をテーマに戦略提言を競う、いわば“MBA生(*1)の甲子園”とも言われる大会です。15回目を迎える今年は明治大学駿河台キャンパスを会場とし、グランドファイナルを同大学リバティホールで行い、当日の様子をYouTube Liveにて配信いたしました。
*1:Master of Business Administrationの略(=経営学修士)
優勝トロフィー (C) 2024 NPO法人 日本ビジネスケースコンペティション実行委員会 All Rights Reserved.
2024年キービジュアル (C) 2024 NPO法人 日本ビジネスケースコンペティション実行委員会 All Rights Reserved.
優勝チームコメント
このような素敵な場を設けてくださった全ての関係者に御礼を申し上げたいです。優勝も、もちろん嬉しいのですが、1人ではなく同じ志を持った仲間達ととことん議論したことによって、より良い提案ができたという学びが一番の宝物です。また、チームメンバーだけでなく、いろんな考えを持つ大学院の仲間達との日頃の議論が土台となったと考えています。今回優勝を頂きましたが、プレゼンでは厳しいご指摘を頂きましたし、実務で成果を出していくにはまだまだと捉えています。明日からのMBAの学びに仕事に精進してまいります。この度は本当にありがとうございました。
冨山審査員長
冨山審査員長コメント皆さん、本当にお疲れ様でした。
今回のケースは非常にシチュエーションが難しかったと思います。株主という新しいステークホルダーが現れて、インフルエンシャルに力を持つという構図で、リアルに多くの企業のCEOやCXOが苦労しています。ですので皆さんが質疑で多少突っ込まれましたが、気にする必要はありません。実際の経営では、状況が深刻であればあるほど10年後20年後にどういう企業でありたいかを考える必要があり、そのために今何をするべきか考えますが、皆さんはそれが概ねできていて論理構成もしっかりできていました。それはとても嬉しく思います。皆さんのビジネスプランに対して審査員からたくさんの厳しい質問もありましたが、今回の審査員は、実際のアクティビストよりも様々な業界の最前線の実務者なので、気にする必要はありません。
また、リストラや配置転換の議論もありましたが、本当にやるとしたら、その人達の人生に心に真剣に寄り添って頂きたいです。「優しい」提案が多くありましたので、やるならもっと踏み込んで真の「優しさ」を体現して頂きたいと思います。
グランドファイナルに出たチームには、毎年それぞれのプレゼン内容を踏まえてチーム名を名付けています。各チーム名は、「株主様は神様ですか?」、「小澤さん、頭になって腐らないでね」、「販管費を舐めるな!」、「ソウゾウがモウソウにならないようにね」、「大谷翔平、ドジャーズの次はレアルマドリードだ!」
皆様、本当にお疲れさまでした。
2024大会について
第15回を迎える今年は、全国25の大学院・ビジネススクールから163チーム 748名が参加。予選の書類審査を勝ち抜いた20チームが、11月17日(日)に行われる本選に出場し、自ら策定した経営戦略を発表しました。参加者の多くは、働きながら学ぶ社会人大学院生。「学び直し」「リスキリング」が注目される今、自らの能力開発のため努力を重ねる”学びなおす大人たち”です。
大会当日午前に開催するセミファイナルを勝ち上がった上位5チームが、同日午後のグランドファイナルに進み、会場には世界的コンサルティング会社などからビジネスに精通した審査員らが集まり、出場者たちが練りに練った経営戦略と対峙します。熱のこもったプレゼンテーションと、実際の経営会議さながらの緊張感のあるやりとりは必見です!
優勝チームには、優勝賞金30万円と文部科学大臣賞を授与。ヒリヒリするような緊張感とプレッシャーを跳ね除け、見事優勝の栄冠に輝きます。学びなおした大人たちが己の知の限界に挑む「第15回日本ビジネススクール・ケース・コンペティション」にぜひ、ご注目ください!
【大会概要】
◆本選開催日時 2024年11月17日(日) 明治大学駿河台キャンパス
◆主催 特定非営利活動法人 日本ビジネスケースコンペティション実行委員会(*3)
◆共催(会場提供) 明治大学 グローバル・ビジネス研究科
◆後援 文部科学省、金融庁、経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、デジタル庁、株式会社日本取引所グループ
*3:「日本ビジネススクールケースコンペティション実行委員会」は、MBAを学ぶ現役生および修了生の有志が参画する任意団体としてスタートし、2022年に特定非営利活動法人として登録されました。今年度も総勢60名を超える学生・修了生が大会運営に携わっています。
本年のケース課題
JBCC実行委員会は毎年、日本の経済や企業が直面する課題をテーマとしたオリジナルの「ケース」を作成しています。今年の出場者の皆様には、アクティビストより祖業である出版印刷事業の売却および資本政策の提案を受けた、コングロマリット(複数の事業を営む大企業)の次期中期経営計画を立案いただきました。なお、ケース制作は、株式会社経営共創基盤様のご協力のもと、JBCC実行委員会2024年度ケース制作班がおこないました。また、本ケースの作成過程においては、株式会社グローバルインフォメーション様のご協力をいただきました。
2025年大会について
大会を運営する実行委員は、ビジネススクールの現役生もしくは卒業して1年以内の卒業生です。大会が終了した時点で次年度の実行委員の募集が始まります。
多くの実行委員がJBCC経験者。大会を通じて感じて学んだかけがえのない貴重な経験を、自分たちでもっと良い大会にして後輩にも体験してもらいたい、そんな志を持ったメンバーが集まります。成長の連鎖を紡ぐ新メンバーを絶賛募集中です。
参考資料
<参考1:出場校(50音順)>
青山学院大学大学院、英国国立ウェールズ大学経営大学院、小樽商科大学大学院、香川大学大学院、関西学院大学大学院、九州大学大学院、グロービス経営大学院 英語MBA、グロービス経営大学院 大阪校、グロービス経営大学院 オンライン校、グロービス経営大学院 東京校、グロービス経営大学院 名古屋校、グロービス経営大学院 福岡校、慶應義塾大学大学院、県立広島大学大学院、神戸大学大学院、中央大学専門職大学院、同志社大学大学院、名古屋商科大学大学院、ビジネス・ブレイクスルー大学院、一橋大学大学院、兵庫県立大学大学院、マサチューセッツ大学大学院 、明治大学専門職大学院、立教大学大学院、早稲田大学大学院
<参考2:グランドファイナル審査員一覧(順不同・敬称略)>
【審査員長】
IGPIグループ 会長 冨山和彦 様
【審査員】
IGPIグループ 共同経営者 木村尚敬 様
カタリスト投資顧問株式会社 シニア・アドバイザー シニア・グローバル・アドバイザー イェスパー・コール 様
株式会社東京証券取引所 上場部企画グループ 統括課長 池田直隆 様
日本たばこ産業株式会社 取締役会長 岩井睦雄 様
株式会社コーポレイトディレクション 代表取締役CDI Asia Business Unit Director 小川達大 様
みずほ証券株式会社 サステナビリティ・エバンジェリスト 清水大吾 様
株式会社ダイヤモンド社 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集長 常盤亜由子 様
JPモルガン証券株式会社 投資銀行本部 投資銀行部 インベスターリレーションズグループ長 エグゼクティブディレクター 堀川由則 様
AGC株式会社 代表取締役 兼 副社長執行役員CFO/CCO 宮地伸二 様
<参考3:セミファイナル審査員一覧(順不同・敬称略)>
アクセンチュア株式会社 マネージャー 井上雅之 様
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 シニアマネージャー 伊原克将 様
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 コンサルティング部 Health &Life Science セクター マネージャー 儀間清昭 様
O ltd. MAD | Makaira Art&Design CEO 代表 大畑慎治 様
株式会社コーポレイトディレクション Principal 阿部紘之 様
株式会社コーポレイトディレクション Manager 濱端亮成 様
株式会社シグマクシスホールディングス ディレクター 植村ルミ 様
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門シニアマネジャー 高津輝章 様
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門シニアマネジャー 横内健悟 様
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門マネジャー 郷原陸 様
日本特殊陶業株式会社 執行役員 グローバル戦略本部 サステナビリティ戦略室長兼コーポレート・コミュニケーション室長 北河広視 様
日本特殊陶業株式会社 グローバル戦略本部戦略ポートフォリオ室長 岩間真一郎 様
日本特殊陶業株式会社 NiterraVenturesカンパニー副カンパニー長 木全崇博 様
PwCコンサルティング合同会社 Senior Manager 木原浩 様
株式会社BDスプリントパートナーズ 代表取締役 秦充洋 様
<参考4:協賛等企業一覧(11月13日時点:順不同・敬称略)>
【特別協賛】
株式会社経営共創基盤
【協賛】
エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社、think-cell Japan株式会社、株式会社ゼロワンブースター、株式会社ダイヤモンド社、タジマ工業株式会社、株式会社Tech0、フューチャー株式会社、株式会社イエムラ、株式会社インスプレース、株式会社インター・ビジネス・ネットワークス、株式会社ACES、株式会社エンサポート、株式会社グローバルインフォメーション、株式会社コーポレイト ディレクション、デジタルな振る舞い株式会社、テスホールディングス株式会社、株式会社トリプルバリュー、株式会社中島商会、株式会社プレアス、楽読 一宮駅前スクール、株式会社ロングリリーフ、ユニクル株式会社、アカネアイデンティティズ株式会社、株式会社オモロー、株式会社キャリアドライブ、倉島事業開発株式会社、株式会社ZART、株式会社ズーム、鈴木健志税理士事務所、株式会社電池屋、プーラビダ株式会社、株式会社松岡機械工作所、医療法人尚豊会みたき総合病院
【協力】
株式会社CAMPFIRE、株式会社PANDASTUDIO.TV、佐々木雅浩、小林奈土、金田晴香