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碑文谷でフェルト作家・IZOOMIさん作品展-独特の造形美と素材感で表現

カラフルな色合いと丸みのある立体感が目を引くIZOOMIさんのバッグ作品。写真右から「ミニポーチ」「まるまるかばん」「てろてろかばん」「らぐびーばっぐ」

カラフルな色合いと丸みのある立体感が目を引くIZOOMIさんのバッグ作品。写真右から「ミニポーチ」「まるまるかばん」「てろてろかばん」「らぐびーばっぐ」

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 柿の木坂交差点のダイエー碑文谷店裏にある「RISE GALLERY(ライズ・ギャラリー)」(目黒区碑文谷4、TEL 03-6303-3986)で現在、女性フェルト作家・IZOOMI(イズーミ)さんの作品展「izoomi time vol.1」が開かれている。

色とりどりの手袋、ブローチ、携帯ストラップ

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 IZOOMIこと西澤泉さんは、もともとは音楽家という異色の経歴の持ち主。国際基督教大学卒業後、アメリカ・ニューイングランド音楽院、マンハッタン音楽院へ留学。卒業後はニューヨークフィルハーモニー管弦楽団などで演奏活動を続け、2001年に帰国。その翌年、たまたま目にしたネパール製フェルト帽子の美しさに衝撃を受け、東京を拠点にフェルト制作活動を開始した。

 作品は、羊毛フェルトを原料に針と糸を使わずに繊維を縮めて(固めて)成形していく。「色も形も限りなく自在に操れるフェルトは、まるで繊維の粘土のよう。フェルトならではのおおらなか一体感、立体感を大切にして制作している」と西澤さん。そのカラフルな色合いとユニークな形の作品で、各地の展示会でも人気を集めている。

 展示は、定番のバッグや手袋、マフラー、ストールなど冬向けのアイテムをメーンに各種小物雑貨まで計200点を超える作品をそろえる。主なものは、丸みのあるフォルムが特徴の「まるまるかばん」(Mサイズ=1万5,700円)、「てろてろかばん」(M=1万4,700円)、「らぐびーばっぐ」(L=1万8,900円)、色とりどりのお菓子を思わせるブローチ(2,300円)や携帯ストラップ(1,500円)など。作品は全て販売する。

 「IZOOMIさんの作品には明るいパワーがあり、見ている者を元気にしてくれる不思議な魅力と遊び心にあふれている。縫い目やつなぎ目がなく、一つひとつ丈夫な一枚布のように丁寧に加工した作品を実際手にとってご覧いただければ」(同ギャラリー)。

 営業時間は11時~19時。2月1日休廊。2月4日まで。

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