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自由が丘にフルーツ専門店 国産果物を使ったカットフルーツやケーキが好評

旬の果物を食べやすい形で提供する「THE Tokyo Fruits」カットフルーツメニュー

旬の果物を食べやすい形で提供する「THE Tokyo Fruits」カットフルーツメニュー

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 世田谷・奥沢6丁目交差点近くにフルーツ専門店「THE Tokyo Fruits(ザ・トウキョウ・フルーツ)」(世田谷区奥沢5、TEL 03-6459-7011)がオープンして1カ月が過ぎた。

旬の果物をふんだんに使ったイートインメニュー「栃木県産いちごパフェ」

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 日本全国から厳選した果物を使ったカットフルーツやフレッシュケーキを提供する同店。親会社は東京・大田市場で青果全般を扱う仲卸業者で、専門家ならではの目利きとルートを生かした希少な果物も取り扱う。

 店主の前田さんは「果物をむく手間や個食の影響もあって若い世代の『果物離れ』が深刻な状況だが、おいしい果物は食べれば誰もが幸せを感じる食材。食べやすい状態で提供することで(果物市場を)底上げしていきたい」と話す。

 場所は学園通り沿いの路面で、旧「マンジェ・ササ自由が丘店」跡。店舗面積は20坪。ショーケースに並べたカットフルーツやケーキ類は「サンプル」で作り置きはせず、購入を考える客には果物の試食も用意。注文を受けてから作る。

 果物のラインアップは季節によって変わるが、12月は香川県産イチゴ「女峰」、新潟県産洋ナシ「ルレクチェ」、長野県産ブドウ「シャインマスカット」、高知県産ミカン「デコポン」など。バナナやパイナップル、オレンジなど一部の果物は輸入物をそろえる。

 カットフルーツメニューは「苺(イチゴ)とハニーパインのフルーツ」「ルレクチェとブルーベリーのカットフルーツ」「オレンジと季節のフルーツ」などで、価格は500円~600円前後。誕生日などのパーティーイベント用には「カットフルーツ盛り合わせ」(2,500円~6,000円前後)の注文にも対応する。

 果物を使ったフレッシュケーキは、「シュークリーム」「ロールケーキ」(以上400円)、「ガトーフロマージュ」(480円)、「杏仁豆腐」(500円)、「タルトタタン」(600円)など。

 12月からは店内カフェスペース(14席)の営業も始めた。バナナやイチゴ、数種類の果物の搾りたての味が楽しめるフレッシュジュース各種(900円~1,000円)や、「栃木県産いちごパフェ」(1,800円)などを用意。今後は果肉をふんだんに使った手作りコンフィチュールを添えたスコーンメニューなども予定しているという。

 開店から1カ月がたち、近隣の住民を中心にリピーター客が見られるという。「来年はギフト展開にも力を入れる予定で、幅広い年齢層のお客さまに利用いただけたら」とも。

 そのほか、12月23日~25日の3日間限定で「クリスマスフェア」を開催。静岡県産マスクメロン二分の一個にバニラアイスをトッピングしたスペシャルメニュー(1,800円)をイートイン限定で提供する。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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