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田園調布にサンドイッチ店「ラヴァンデリ」 ハンドドリップコーヒーも提供

ラベンダー(薄紫色)と黄色のショップカラーを使ったエントランスが目印「Lavanderie 田園調布店」

ラベンダー(薄紫色)と黄色のショップカラーを使ったエントランスが目印「Lavanderie 田園調布店」

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 東横線・目黒線の田園調布駅に直結する商業施設「東急スクエア ガーデンサイト」(大田区田園調布2)に5月27日、サンドイッチ・カフェテラス「Lavanderie(ラヴァンデリ)田園調布店」がオープンした。運営はJR東日本グループの外食企業、ジェイアール東日本フードビジネス(北区)。

サンドイッチ3種類を選べる「トリプルセット」(写真左からブリオッシュサンド、クラブハウスサンド、クロックムッシュ)

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 ラヴァンデリは2007年、神戸「ブランジェリー コム・シノワ」のシェフだった西川功晃さん(現在は神戸「サ・マーシュ」オーナーシェフ)が監修したオリジナルパンを使った本格ハンドメードサンドイッチ専門店として恵比寿にオープン(現在は閉店)。大船店(神奈川県鎌倉市)に次いで2店舗目となる同店は、「(JR東日本以外の)他社沿線エリアでの今後の出店展開も見据えて」(同社)出店した。

 場所は本館2階、旧「ドルチェ マリリッサ」跡。ラベンダーの産地としても知られる「南仏プロバンス」をイメージしたという店舗はラベンダー(薄紫色)と黄色のショップカラーを使ったエントランスが目印。店内は木材の風合いを生かしたアンティーク風イスやテーブルをそろえ、「南仏の田舎町にある一軒家」の雰囲気に仕上げた。店舗面積は81平方メートル。席数は店内36席、テラス14席。晴天時には店内席とテラス席を仕切るガラスファサードを開けてオープンスタイルにする。

 サンドイッチは、レーズンペーストを織り込んだ西川シェフのスペシャリテ「オレイエ」、バタール、ブリオッシュ、特製シリアルブレッドの4種類のオリジナルパンを使い、パンに挟む具材の仕込みも手作りにこだわる。メニューは、ベーコン、チャーシュー、ゆで卵と水菜のゴマドレッシングあえ、トマトなどの新鮮な野菜をオレイユで挟んだ「クラブハウスサンド」など全4種類(いずれもハーフサイズ=720円、フルサイズ=1,080円)。

 好みのサンドイッチ3種類にサラダ、ミネストローネが付いた「トリプルセット」(1,580円)などのセットメニュー、好みのパンにサラダが付いた「本日のおすすめ具沢山サラダ&パンのセット」(1,080円)や「季節のおすすめパスタ」などの軽食メニューも用意する。

 ケーキは、「ラヴァンデリ風シフォン」(580円)、「季節のフルーツミルクレープ」(780円)などのフレッシュケーキ10種類、「石窯パンのフレンチトースト カナダ産メープルシロップ」(620円)などのフレンチトースト3種類をラインアップする。

 コーヒーは、注文ごとに豆をひく「ハンドドリップコーヒー」がメイン。同社が展開するハンドドリップコーヒー店「ドリップマニア」のノウハウを生かし、希少な品種で世界最高峰のコーヒー豆といわれる「コロンビア ゲイシャ」(1,200円)、「ブルーマウンテン」(800円)、「ラヴァンデリブレンド」、エチオピア産「有機栽培カフェインレスコーヒー」(以上540円)など全7種類を提供する。

 そのほか、紅茶(540円~)や「自家製ラベンダーレモネード」(680円)などのジュース、仏産オーガニックワイン(赤・白、ハーフボトル=1,180円)などのドリンクもそろえる。

 ターゲットは同駅周辺の近隣住民で、石塚真奈美店長は「お友達やママ会の集まり、散歩の途中で立ち寄っていただくなど日常の生活シーンの中に自然と溶け込むような、地域に愛される店を目指したい」と話す。「ハンドドリップコーヒー1杯だけでもゆっくりと過ごしていただけたら」とも。

 営業時間は10時~21時。

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