![「青ガエル」の愛称で親しまれた東急旧5000系をデフォルメしてスイーツにした「クリスピーシュガーケーキ~東急自由が丘88周年記念~」](https://images.keizai.biz/jiyugaoka_keizai/headline/1511410853_photo.jpg)
自由が丘スイーツフォレスト(目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6600)が11月29日、東急東横線・大井町線自由が丘駅開業88周年を祝うコラボレーション限定スイーツ「クリスピーシュガーケーキ~東急自由が丘88周年記念~」の販売を始める。
自由が丘駅が今年開業88周年を迎え、人間でいえば「米寿」の祝いにあたることから、地元・自由が丘商店街では10月にタモリさんを迎えてセレモニーを開くなどさまざまな記念プログラムを展開している。今回のコラボ限定スイーツは、その一環で企画した。
スイーツのモチーフに選んだのは、緑の塗装と丸みを帯びた外観で「青ガエル」の愛称で親しまれていた東急旧5000系電車。1954(昭和29)年から東横線で営業を開始し、1986(昭和61)年に引退した。
同車両の色合いと丸いフォルムを再現した同スイーツ(高さ9センチ)は、ケーキデザイン&スイーツデコレーション「エコールシュクレ」のクリスピーシュガーケーキデコレーター・佐藤廣野さんが創作したもの。シュガークラフトの技術と経験をベースに立体感を表現している。
同館プロデューサーの齋藤未来さんは「青ガエルの特徴でもある正面2枚窓やパンタグラフ、ベンチレーターなど昔の写真を参考にデフォルメした。レンガ部分は、石畳の多い自由が丘の街をイメージしている」という。「青ガエルはファンも多く、東急沿線にお住まいの40代以上の方には懐かしい電車。このスイーツが親・子・孫の3世代でコミュニケーションを楽しむきっかけになれば」とも。
表面のシュガーペーストはマシュマロ風味で子どもでも食べやすいように仕上げ、中はクリスピーケーキとなっている。賞味期限は常温保存で約3カ月。価格は2,300円(税別)。20個限定(予定)で、同日から予約も受け付ける。