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自由が丘の都市養蜂「丘ばちプロジェクト」が10周年 オリジナル絵本の朗読も

ミツバチの生態を物語にした丘ばちプロジェクトによるオリジナル絵本「丘ばちくん」 ©milkpillow

ミツバチの生態を物語にした丘ばちプロジェクトによるオリジナル絵本「丘ばちくん」 ©milkpillow

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 自由が丘の街でミツバチを育てる「丘ばちプロジェクト」活動10周年記念イベントが9月28日、あおぞら銀行フィナンシャルオアシス自由が丘(世田谷区奥沢5)オアシスルームで開催される。

自由が丘の街でミツバチを育てる「丘ばちプロジェクト」活動の様子

 丘ばちプロジェクトは、緑多い街並みを目指す自由が丘商店街振興組合の緑化活動「自由が丘森林化計画」のメイン事業として2009(平成21)年に始めた都市養蜂。ミツバチは主に、半径約2キロ圏内の行動範囲に生息する花や果樹から蜜を採取するといわれており、ミツバチの「蜜源」となるバラやハーブなどの植物を街中で育てている。

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 イベントでは、100%自由が丘産「丘ばちはちみつ」の無料試食会、ミツバチの生態を物語にしたオリジナル絵本「丘ばちくん」の紙芝居・朗読など行う。

 絵本を手掛けたのは、10年間養蜂に取り組んできた「丘ばち隊長」こと、同組合事務長の中山雄次郎さん。「ミツバチが生きるために必要な優しい環境、そしてミツバチというすてきな生き物のことを多くの人に知ってもらいたい」と長年温めてきた物語を絵本にした。

 ミツバチの群は「女王蜂」「雄蜂」「働き蜂(メス)」の3種類のミツバチで構成されており、主な仕事が産卵の女王蜂と繁殖の雄蜂に代わり、働き蜂は蜜や花粉を集めるだけでなく巣の中の仕事を全て行っている。「ミツバチ社会は、働き者の女の子集団。その生態を女子が多い自由が丘の街にシンクロさせ、女子が活躍する世界を物語にした」という。

 中山さんは「ミツバチは単独で生きられる生き物ではなく、人と寄り添い、その生き物が生きられる環境を多くの人に協力してもらう必要がある。それが街の中で10年間続けられたということは、ミツバチを世話する人、ミツバチが日常の中で飛び回るのをそっと見守ってくれる人といった『優しい』環境があってこそ」とこれまでの活動を振り返り、「絵本を通じてミツバチを取り巻く優しい世界を感じてもらえたら」と期待を込める。

 当日のプログラムは、午前の部(10時~12時、無料)=丘ばちはちみつのテイスティング、「丘ばちくん」紙芝居(11時ころ)、丘ばちくんのぬり絵&缶バッジワークショップほか。午後の部(14時~16時、事前予約制・500円)=南風企画主催「あおぞら朗読会」ではプロの声優・朗読家たちによる「丘ばちくん」全編朗読などを行う。

 問い合わせは同組合(TEL 03-3717-4541)、「あおぞら朗読会」申し込みは南風企画(TEL 090-4676-1248、浅川さん)で受け付ける。

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