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自由が丘に山形発パン専門店「Shou Shou」 動物かたどったパンで子どもたちに笑顔を

動物のポーズや色ごとにフレーバーが異なる「動物キャラパン」シリーズは「ぱんだパン」(写真中央)、「うさぎパン」(同右)、「りすパン」(同左)などをラインアップ

動物のポーズや色ごとにフレーバーが異なる「動物キャラパン」シリーズは「ぱんだパン」(写真中央)、「うさぎパン」(同右)、「りすパン」(同左)などをラインアップ

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 「かわいい動物パンの店『Shou Shou(シュシュ)自由が丘店』(目黒区自由が丘1、TEL 03-5832-9353)が1月20日、自由が丘北口にオープンした。

【写真】定番の「動物食パン」シリーズの一つ「ぱんだ食パン」

 フランス語で「愛玩動物」を意味する店名の「Shou Shou」は、山形県天童市に本店を置く動物パンの専門店。約5年前に初出店したパンイベントで、1斤の食パンのどこを切っても動物の顔が現れる「動物食パン」を販売したところ注目を集め、その後は各地のパンイベントやお取り寄せ販売で人気を集めている。

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 同店を経営するTCP(山形県)の本業は電気設備工事などを手掛ける会社で、製パンは全くの異業種だが、奧山裕之社長は「きっかけはパン作りが好きな女性事務員が作ってくれたパンだった」と話す。仕事の合間にその手作りのパンを食べるうち、「本格的に自分でもパンを作ってみたい」と考えた奧山社長は本業の傍らパン作りに没頭。「そのころ自由が丘で開講するデコレーションパン教室に参加したいと、わざわざ山形から上京したこともあった」とほほ笑む。

 こうして生まれた、金太郎飴(あめ)の要領で生地を組み合わせて作る「動物食パン」はパンイベントで完売し、メディアでも取り上げられたことから通販は一時3カ月待ちに。そこで同社は昨年1月、東京・千駄木に2号店をオープンしたが、直後に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたことから、ファミリー層の多い街・自由が丘への移転を決めたという。

 場所はサンセットエリア地区・通り沿いの商業ビル1階部分。店内に入ると、山形の本店から送られてきたさまざまな動物パンが並ぶ。パンの生地は北海道産小麦100%で色付けには国産の果物や野菜のパウダーを使うなど、合成着色料・保存料を一切使わないパン作りにこだわる。

 「動物食パン」で一躍有名となった同店だが、現在の主力商品は動物の愛らしい姿が目を引く「動物キャラパン」シリーズ。中でも「ぱんだパン」(320円)は、座り(チョコチップ味)、伏せ(キャラメルチョコチップ味)、逆さ(ブルーベリージャム味)、立ち(イチゴジャム)とポーズごとにフレーバーが異なる。「うさぎパン」(3種類=各300円)や「りすパン」(同=各340円)、チョコレートクリームパン「らいおんパン」、ビーフカレーパン「うりぼうパン」(各260円)などもそろえる。

 このほか、コアラなどの顔をかたどった「ミニパン」シリーズ(各250円)や「動物型パン」(430円~)、ネコやレッサーパンダなどをデザインした「動物食パン」6種類(スライス2枚=260円)など約30種類をラインアップする。

 奧山社長は「安全安心なパン作りはもちろんだが、何よりもパンを見たお子さんたちに『かわいい』と喜んでもらえるのが一番」と言い、熊本地震や北海道胆振東部地震が発生した際には「被災地の子どもたちに笑顔になってほしい」とパンを届けたという。「自由が丘周辺の皆さんに『かわいいパンだね』とのぞいてもらえるような、愛される店にしていきたい。新型コロナウイルスが落ち着いたら、親子向けのパン教室も企画してみたい」とも。

 営業時間は11時~売り切れ次第終了。月曜・火曜定休。営業日・営業時間の変更はSNSで確認できる。