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自由が丘のキャラメルペースト専門店が新商品 ショコラティエ野口和男さん監修

5種類のフレーバーキャラメルと、それぞれの風味に合わせて選んだチョコレートのマリアージュが楽しめる「キャラメルトリュフ」

5種類のフレーバーキャラメルと、それぞれの風味に合わせて選んだチョコレートのマリアージュが楽しめる「キャラメルトリュフ」

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 キャラメルペースト専門店「CARAMELIFE(キャラメライフ)自由が丘本店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-4800)が11月18日、ショコラティエ・野口和男さん監修によるチョコレート商品「キャラメルトリュフ」「キャラメルボンボン」を発売した。

【写真】同時発売した「キャラメルボンボン」

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 40代から独学でショコラティエに転身し、国内有名菓子店、星付きレストラン、ファッションブランドからの依頼でチョコレート商品の開発を手掛けてきた「異色のショコラティエ」として知られる野口さんが監修。同店が初めて手掛ける「キャラメルとチョコレートのマリアージュ」商品となる。

 同店のキャラメルは、同じ原料から5段階の焼き加減で風味を調整して仕上げたエクストラビター、ビター、ミディアム、マイルド、スイートの5種類のフレーバーが特徴。今回の商品では、野口さんがこれらの風味に合わせてビター、スイート、ミルク、ホワイト、ブロンドのチョコレートを選び、「キャラメルとチョコレートのコクを合わせる」ことでより滑らかで奥行きのある味わいに仕上げた。

 「キャラメルトリュフ」(5個=2,500円)は、ベーシックのスイートからエクストラビターまで5段階のキャラメルを使った。一粒一粒異なるテイストで、「キャラメルの持つ流動性、舌に感じる伸びやかさなど、食感も楽しめる」という。

 「キャラメルボンボン」(同)は、キャラメルとチョコレートを合体させ一つのガナッシュに仕上げた。フルーツが練り込まれており、独特な甘さと苦みを持つキャラメルを組み合わせることでフルーツが持つ酸味やうま味を引き出し、コクのある風味豊かなチョコレートに仕上げた。

 商品開発のきっかけについて、CARAMELIFEの小西篤雄社長は「キャラメルの5段階の味を表現したチョコレートが作りたいとショコラティエを探していたところ、知人のパティシエから野口さんを紹介された」と話す。同店のキャラメルを試食した野口さんは「一般的に味わえない味に仕上がっており、広がりの可能性を感じた。特に、温度によって表情を変える砂糖を主原料とし、その変化によって生じる味を巧みにコントロールして仕上げているのところが魅力的」と評価し、依頼を引き受けたという。

 キャラメルの味だけでその違いをチョコレートで表現するのは難しかったというが、「野口さんには材料のチョコ、カカオの使い方などを工夫してもらい、見事に5段階の味の違いを作っていただいた」と小西さん。「『キャラメルトリュフ』はキャラメル5種類を食べるよりも、チョコレートに仕上げた5種類を食べる方が、それぞれの特徴を知ることができる。『キャラメルボンボン』はキャラメルを使うことで、フルーツとチョコだけでは味わい得ない風味に仕上がっている」と自信を見せる。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。商品は電話注文での配送も受け付ける。

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