自由が丘に女性パティシエのカフェ-階下のアパレル店と相乗効果狙う

「ホットコーヒー フレンチプレス式」(750円)、「季節の国産フルーツショートケーキ~アングレーズソース添え~」(730円)

「ホットコーヒー フレンチプレス式」(750円)、「季節の国産フルーツショートケーキ~アングレーズソース添え~」(730円)

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 カフェ運営を手掛けるメデオ(武蔵野市)は12月6日、自由が丘北口エリアに「cafe medewo(カフェ メデオ)JIYUGAOKA」(目黒区自由が丘1)をオープンした。

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 同店は、カフェ激戦区・吉祥寺にある「medeo&dine(メデオアンドダイン)」の姉妹店。ダイニングメーンの吉祥寺店に対して、こだわりのコーヒー豆と手作りのスイーツを提供する「スペシャリティ スイーツ&コーヒー」をコンセプトに、20~40代の女性客をメーンターゲットに据える。

 出店場所は、すずかけ通り・サンセットアレイ間にある通り沿いのビル2階部分。1階のセレクトショップ「Shower Party(シャワーパーティー)自由が丘店」は同社グループ会社が運営しており、階段スペースや内装イメージを共有する「複合出店」スタイルで、両店の回遊性を高める狙いも。

 店舗面積は22坪、ひとりでも気軽に利用できるセンターテーブル席を含め全38席を設ける。店内はゆったりとした造りで、コンクリートとフローリングを合わせるなど都会的なカントリーテイストでまとめた。

 提供するスイーツは、ホールスタッフも兼ねた同店女性パティシエによるオリジナルメニュー。あえて「誰もが食べたいと思うベーシックな内容」に特化した常時約10種類のケーキ、手作りアイスクリームをそろえる。

 口溶けの良いチーズケーキにレモンヨーグルトソース、メープルシロップを添えた「自由が丘チーズ」(650円)、「季節の国産フルーツショートケーキ~アングレーズソース添え~」(730円)のほか、フランス・ヴァローナ社のチョコレートを使った「リッチガトーショコラ」(700円)、濃厚なチョコレートソースと自家製バニラアイスの組み合わせ「冬季限定 焼きたてフォンダンショコラ~自家製バニラアイス添え~」(800円)など。

 メーンとなるドリンクメニューは、軽井沢「丸山珈琲」焙煎(ばいせん)によるオリジナルブレンドコーヒー。豆本来の風味や油分を最大限に生かせるよう、紅茶の抽出器具ティープレスのコーヒー版「フレンチプレス」で提供する「ホットコーヒー フレンチプレス式」(カップ2杯分=750円)と「アイスコーヒー」(550円)。そのほかフレーバーティーやハーブティーなどの各種紅茶(ホット=650円、アイス700円)、スイーツと相性のよいスパークリングワイン(600円~)などのアルコールも。

 今回の出店について、同社ディレクターマネージャーの片山龍一さんは「吉祥寺店の出店場所は人通りが多いが、自由が丘店は大きな通りから1本入って少し落ち着いた場所にあるので、『隠れ家』として利用してほしい。服や食にこだわりを持つ自由が丘近隣の方々に、階下の店舗とともに生活の中に取り入れていただければ」と話す。

 客単価は1,200円。現在のフードメニューはスイーツメニューのみだが、来年1月中旬からは有機野菜や雑穀米を使った週替わりのランチプレート(3~4種類)の提供も予定している。

 営業時間は11時~20時。

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