婦人服「アンラシーネ」、自由が丘に旗艦店-幅広い世代の着こなし提案

レンガ調のディスプレーゾーンでは、今年のファッションキーワードで同店の得意とする「ナチュラル」テイストの商品がそろう

レンガ調のディスプレーゾーンでは、今年のファッションキーワードで同店の得意とする「ナチュラル」テイストの商品がそろう

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 婦人服ブランド「enracine(アンラシーネ)」などを展開するキャビン(千代田区)は3月6日、自由が丘北口エリアに同ブランド初の旗艦店「アンラシーネ自由が丘店」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5701-0327)をオープンした。

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 同社は、日本における婦人服のアパレル製造小売企業の先駆けとして1971年に設立。2006年にファーストリテイリングの完全子会社となり、現在は計5ブランドを展開。旗艦店出店は、同社主力ブランド「ZAZIE(ザジ)」「アンラシーネ」の出店強化に伴うもの。新たに両ブランドの旗艦店を設けることで、旗艦店に合わせた商品開発や構成などを行い、そのノウハウを既存店や新店に生かすのが狙い。

 出店場所は、自由が丘駅ロータリーから入ったカトレア通り沿い。ガーデンアーチ風のエントランスを抜けると、パリの古アパートメントをイメージしたフレンチテイストの店内が広がる。店舗面積は78坪。フロアは、「フレンチリネン」「トラッド」「ワーク」などの商品イメージに合わせて3つのゾーンで構成し、若い主婦層がベビーカーごと入れるようゆったりとした店内動線を確保した。

 同ブランドは、世代を超えて着られるナチュラルカジュアル服「Non-age natural」をコンセプトに、フレンチトラッドテイストをベースにしたコンフォートカジュアルな商品をそろえ、春夏シーズンからは新たに20~50代の幅広い着こなしを提案していく。

 商品構成は、「フレンチリネン」はカットソー(1,500~4,900円)、ワンピース(6,900円)、パンツ(3,900~4,900円)、チュニック(3,900~4,900円)など。「トラッド」は、トレンドのボーダー柄チュニック(3,900円)、カットソー(2,900円)など。「ワーク」は、モッズコート(8,900円)、クロップドパンツ(3,900円)など、いずれも手ごろな価格帯が特徴。

 そのほか靴(4,900円~)やストール(2,900~3,900円)のリネン類なども取り扱い、カラーなどのバリエーションも旗艦店ならではのラインアップをそろえる。

 そのほか同店限定品として、布帛(ふはく)レース使いのプルオーバー(2,900円)、モロッコ製かごバッグにリバティプリントの布貼りを施したマルシェバスケット(7,900円)も取り扱う。

 今回の出店について、同店の福島舞店長は「初の旗艦店として、今までの『アンラシーネ』にはない自由が丘ならではのカラーを打ち出していければ。自由が丘の幅広い客層は、ブランドコンセプト『Non-age』とも重なる部分。自由が丘の皆さんに愛される店づくりを目指したい」と話す。

 営業時間は11時~20時30分。オープンを記念して3月8日まで全品10%引きで販売する。

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