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「自由が丘エシカルフェスタ」今年も 社会貢献につながるエシカル商品を紹介

「自由が丘エシカルFESTA 2018」が行われる玉川聖学院・正面口歩道(写真は昨年開催時の様子)

「自由が丘エシカルFESTA 2018」が行われる玉川聖学院・正面口歩道(写真は昨年開催時の様子)

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 玉川聖学院(世田谷区奥沢7)正面口歩道で9月17日、オーガニックやフェアトレードなどエシカルな商品やものづくりを紹介する「自由が丘エシカルFESTA 2018」が開催される。後援は世田谷区。

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 良質な商品を使ったり、食べたりすることで貧富の地域格差や気候変動といった国際社会が抱える問題解決に貢献できる「エシカル(倫理的)な消費」を提案する同イベントは今年で2回目を迎える。

 国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組んでいる同校「学院祭」併催イベントとして、純オーガニックコットンブランド「メイド・イン・アース」(目黒区自由が丘1)直営店で定期開催するオーガニックマルシェ「くらしの天然市場」がコラボレーションし、オーガニックやフェアトレード商品の販売、ワークショップを行う。

 出店するのは、フェアトレードの純オーガニックコットン製品を製造販売する「メイド・イン・アース」、ココナツ製品・ココナツオイル専門店「ココウェル」、オーガニック・フェアトレードのスパイス・紅茶・ドライフルーツなどの輸入製造販売「エヌ・ハーベスト」、自然食品・雑貨店「ナチュラルハーモニー」、粘土化粧品「ボディクレイ」、ヘンプ雑貨ブランド「ヒマラヤンマテリアル」、再生可能エネルギー発電による電力小売業「グリーンピープルズパワー」、知的障害者生活介護事業所「世田谷区立奥沢福祉園」の計8団体。

 ワークショップは、メイド・イン・アースが自社栽培する日本在来の綿・和綿を使った「糸紡ぎ体験」、ボディクレイ「ねん土で作るアロマクリーム」(参加料=500円)、ココウェル「蜜ろうで作るリップクリーム」(同)など。

 同イベント実行委員長で、メイド・イン・アースの前田剛社長は「オーガニック、サスティナブル、フェアトレードなどエシカルのいろいろなジャンルから『すてきなものづくり』をしている出店者が集まった」と言い、「ここ最近日本でもエシカルの波が広がってきているが、彼らは以前からそうした考え方が根底にあって起業した人たち。そんなものづくりが私たちの暮らしを笑顔にすることを知ってもらいたい」と話す。

 同校は住宅街エリアの一角にあることから「近隣にお住まいの方にも商品を買う時の『選ぶ』ことの大切さを知っていただき、皆さんの日々の消費行動を変えるきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。イベントの売上の一部は、同校を通じて社会貢献活動に寄付される。

 開催時間は9時30分~16時。

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