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学芸大の書店でpiczoさん写真展 新人モデルを撮り続けて10年超

写真展「Visitors+ by Piczo」作品から

写真展「Visitors+ by Piczo」作品から

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 写真展「Visitors+ by Piczo(ビジターズ・プラス・バイ・ピクゾー)」が5月4日、東横線・学芸大学駅の書店「BOOK AND SONS(ブック・アンド・サンズ)」(目黒区鷹番2、TEL 03-6451-0845)で始まる。

写真展「Visitors+ by Piczo」作品から

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 同日発売されるフォトグラファーpiczo(ピクゾー)さんの写真集「Visitors+」(Union Publishing Limited)発売を記念したもの。英ロンドンを拠点に雑誌や広告などを中心に活動するPICZOさんが、10年以上にわたって撮りためてきた総勢120人以上の新人モデルのポートレート作品の中から、同展では約40点を展示する。

 piczoさんは大阪生まれの日本人フォトグラファー。武蔵野美術大学在学中にグラフックデザインを専攻する傍ら、写真を学ぶ。その後渡英し、ロンドン芸術大学の一つ、ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションで写真を専攻した。写真家として、ロンドンを代表するファッションカルチャー誌「i-D」での初撮影を皮切りに、 「Beauty Paper」「The New Yorker」「Union」などの雑誌へ作品を寄稿するほか、ラグジュアリーブランド「ダンヒル」「シャネル」、メンズウエアブランド「ウーヨンミ」「ニコラスデイリー」、さらに「ユニクロ」などのブランドともコラボレーションしている。

 発売する写真集は総ページ数264ページに及ぶボリュームで、被写体は主に「まだモデルを始めたばかり」の新人たち。毎週のように撮影し、piczoさんは自身の撮影スタイルを確立させていったという。

 出版元のUnion Publishing Limitedによれば、「作家の自室や近隣などで撮影された親密なポートレートの数々は、被写体の飾らないナチュラルな魅力を存分に引き出している」とし、「時代ごとの作風の変化も随所に垣間見られ、その過去と現在のギャップの余韻を楽しめる。他に類を見ない現代のポートレート撮影の手本とも言える作品集となった」とも。

 開催時間は12時~19時。水曜定休。入場無料。今月21日まで。初日にはpiczoさんを迎え、誰でも参加できるレセプションパーティー(17時~19時)も行う。入場制限や事前アポイントメント制を行う場合は同店のツイッターで当日伝える。

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