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学芸大で大畑伸太郎さんの個展「生活」-生活の中の「光」を表現

大畑伸太郎「2」(2011)
アクリル、キャンバス、スチレンフォーム、和紙、木材、金属材 H91xW116.7xD35cm
courtesy of YUKARI ART CONTEMPORARY

大畑伸太郎「2」(2011) アクリル、キャンバス、スチレンフォーム、和紙、木材、金属材 H91xW116.7xD35cm courtesy of YUKARI ART CONTEMPORARY

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 学芸大学駅東口にあるギャラリー「YUKARI ART CONTEMPORARY」(目黒区鷹番2、TEL 03-3712-1383)で6月11日より、大畑伸太郎さんの個展「生活」が開催される。

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 1975(昭和50)年広島生まれの大畑伸太郎さんが手掛ける作品は、飛び出す絵本のように画面の中の登場人物を立体として表現し、それを絵画とセットにして発表するスタイル。昨年アメリカのポップカルチャー誌「Giant Robot」で大畑さんの作品が表紙を飾り特集が組まれるなど、国内外で活躍する若手現代アーティストとして期待を集める。

 同展では、「生活」をテーマに都会や街の風景など日常の何気ないシーンからあらゆる種類の「光」を捉え、映画の一コマのように描いた新作8点を発表予定。

 これまで都会の夜の風景をしばしば描いてきた大畑さんにとって、3月の東日本大震災は作品にも大きな影響を与えた。「夕日や朝日、雨の日の夜のアスファルトに移りこむ光、こんな当たり前のように存在する日常生活の中の風景が明日には見ることができなくなったらと考えると、本当にかけがえの無いものだと感じる」といい、「この生活の中の光を残したいと思い、今回の作品を制作した」とも。

 営業時間は12時~18時。日曜・月曜休廊。今月25日まで。

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