彫刻家・松田光司(みつじ)さんの作品展「武と美〜共鳴する波紋〜」が10月17日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。
松田光司さんの作品「躰道レリーフkd.8 <モデル:中野哲爾>」(H42×33.7cm)
松田さんは1965(昭和40)年、愛知県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。1989(平成元)年「サロン・ド・プランタン賞(同大美術学部卒業制作展)」、同年「新作家賞(東京都美術館、新制作展)」を受賞。
人物を題材にした「具象彫刻」を手がけ、野球殿堂入り表彰者レリーフ(2002年〜)、箱根駅伝90回記念モニュメント「絆」(2014年)、日本野球発祥の地モニュメント(2003年)、嘉納治五郎像(2019年)など全国40か所以上に作品が設置・収蔵されている。
同ギャラリーでの松田さんの作品展は5回目。これまでは約20年にわたりテーマとしてきた「一枚の布シリーズ」や天女像など女性の美を追究した作品が中心だったが、今回は武道家・武術家がモデルの「武」をテーマにした作品が加わり、立体・レリーフを合わせた約40点の展示を予定する。
同ギャラリー担当者は「優美な女性像と頑強な男性像は一見すると全く違うものに見えるが、この2つをつなぐのは凛とした空気を感じさせる『波紋』。異なる波紋同士の共鳴を会場で体感してもらえたら」と話す。
開催時間は12時〜19時(最終日は17時まで)。入場無料。会期中の今月18日16時から、作品のモデルも務めた躰道(たいどう)家の中野哲爾(てつじ)さんを招いて「武と美」をテーマにした対談も行う。今月25日まで。