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自由が丘に複合施設「mimimi JIYUGAOKA」 新たな文化発信拠点へ

レストランとアートギャラリー、ファームの3エリアから成る複合施設「mimimi JIYUGAOKA(ミミミ ジユウガオカ)」
外観(写真提供=mimimi JIYUGAOKA)

レストランとアートギャラリー、ファームの3エリアから成る複合施設「mimimi JIYUGAOKA(ミミミ ジユウガオカ)」 外観(写真提供=mimimi JIYUGAOKA)

 食やアートの複合施設「mimimi JIYUGAOKA(ミミミ ジユウガオカ)」(目黒区緑が丘2)が10月9日、自由が丘南口にオープンした。

2階レストランエリアにあるダイニングレストラン「guu table」の様子

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 「スイーツの街・自由が丘」のランドマーク的な存在だった旧「自由が丘スイーツフォレスト」の跡地に出店した同施設。施設名は、提供する3つの体験「味・見・実」の頭文字から命名したという。

 場所は、九品仏川緑道に面した商業ビル「ラ・クール自由が丘」の2階・3階部分。施設面積は約940平方メートル。2階はレストランとアートギャラリー、3階はファームの3エリアで構成する。

 レストランエリアは、同館開業に合わせて立ち上げたという新ブランド・新業態店4店が入る。エントランス横・ガラス越しにオープンキッチンが見えるのは、北海道産小麦を使って客の目の前で製麺する生パスタ専門店「LALA PASTA(ララ・パスタ)」(席数=カウンター席含む25席)。館内入って右奥は、銀座の江戸前すし店「はっこく」がプロデュースしたカジュアルスタイルのすし店「よはく」(同=カウンター席12席)が続く。

 センターフロアは、ランチは多国籍料理から選べるデリビュッフェを、ディナーは創作ビストロメニューを提供するダイニングレストラン「guu table(グー・テーブル)」(同=66席)と、薬膳を取り入れたフォーや花・野菜をあしらった「花鍋」が看板のエスニック料理店「Hoa Hoa(ホワホワ)」(同=26席)が並ぶ。

 2階別棟にあるアートギャラリーは、自由が丘出身で地元商店街とアートによるまちづくりにも取り組むアートプロデューサーの有冨史浩さんが手がける。

 現代アートを軸に音楽、ファッション、デザイン、地域文化を横断する「オルタナティブスペース」と位置づけ、次世代のアーティストの作品を取り上げていくという。昭和初期の自由が丘は文化人や芸術家の街として知られていたことから、「もう一度、自由が丘から文化を発信していきたい」(有冨さん)と意気込む。

 3階テラスに展開する循環型ファーム「AGRIKO FARM(アグリコファーム)自由が丘」は、俳優の小林涼子さんが代表を務める「AGRIKO」が運営する。魚の養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型農法「アクアポニックス」で栽培した野菜やハーブを館内のレストランへ提供する「ビル産ビル消」を掲げる。今後は地域向けの食育ワークショップなども開くという。

 施設は3エリアの連携にも取り組む。第1弾企画「Art to table(アートトゥテーブル)」は、ギャラリーのオープニングで個展を開催した現代美術家・奥田雄太さんの作品を、レストランの料理やカクテルで表現。「鑑賞と食をつなぐ連動企画」として展開する。

 同館を経営する岡田不動産・岡田リアリティ(目黒区)社長の岡田一弥さんは「自由が丘はこれまで作り上げてきた安心安全に住む・暮らすだけでなく、仕事も遊びも楽しさの要素もある、 新たな自由が丘に発展していくべき。その先駆けとなるチャレンジブルな施設を誕生させたいと開業を決断した。 次の自由が丘のスタンダードとなってほしい」と話す。

 レストランの営業時間は各店で異なる。アートギャラリーの営業時間は11時〜19時(入場無料)。