奥沢の美術館で扇谷一穂さんライブ-女性像作品と音楽のコラボ

コンサート企画「音広場」は、同館で開催中の企画展を見ながら音楽を楽しむことができる(写真は前回開催時の様子)

コンサート企画「音広場」は、同館で開催中の企画展を見ながら音楽を楽しむことができる(写真は前回開催時の様子)

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 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館(世田谷区奥沢5、TEL 03-5483-3836)で5月14日、「音広場・春~たくさんのまばたき 扇谷一穂ライブ」が開催される。

宮本三郎が描いた女性像作品のひとつ「画室の裸婦」(1954年)

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 音広場は、同館が2004年の開館時より定期的に開催しているコンサート企画で、クラシックやジャズ、雅楽など幅広いジャンルの音楽を取り上げて好評を得ている。当日は、同館で開催中の「ドキュメント 素描する宮本三郎 1950’s 写真家・中村立行による」展の一環として、洋画家・宮本三郎(1905~1974)が描いた女性像作品をバックに、ミュージシャン・画家の扇谷さんがライブを行う。

 扇谷さんは東京生まれ。音楽と絵画の2つの手法で心に広がる風景を表現し、個展やライブ活動を全国で展開。今月28日には、その2つの世界が作り上げる絵本仕様の新作CD「たくさんのまばたき」を発売、ライブ開催当日は1階特設ギャラリースペースで扇谷さんの絵画作品も展示する。

 「今回のライブの見どころは、宮本三郎の絵画と扇谷さんの音楽のコラボレーション。扇谷さんはご自身の作品の中で多くの女性を描いているので、そのような点からも宮本と感性が相通じるところがあるように思う。扇谷さんの世界観を、音楽とアートの両面から楽しんでいただければ」と同館企画担当。

 開催時間は19時30分~20時30分。参加費は1,500円。定員は60人(先着順)。申し込みは同館サイトから。

 開館時間は10時~18時。本展「ドキュメント 素描する宮本三郎 1950's 写真家・中村立行による」は7月25日まで。観覧料は一般200円。月曜および5月6日は休館。

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