結婚相談所「ナレソメ予備校」を運営する株式会社ナレソメ(本社:東京都港区、代表取締役:宇波豊)の「ナレソメ総研」は、既婚男女399名を対象に「既婚者対象:結婚生活に関する調査2026」を実施し、2026年9月7日に調査記事を公開しました。
本調査では、結婚1〜2年目(初期)と3〜9年目(中期)を比較し、生活上の悩みや個人の意識と、「夫婦関係満足度」「家庭生活満足度」「幸福度」との相関関係を男女別に分析しました。その結果、男女ともに、婚姻期間によって生活上の悩みと満足度・幸福度の結びつき方が変化する傾向が見られました。女性では、「親族」に関する悩みの程度は初期と中期でほぼ変わらないにもかかわらず、中期には夫婦関係満足度・家庭生活満足度との関連が強まっていました。
また中期には、男女ともに「自己決定感」「家庭居場所感」「趣味・友人関係満足度」という、自分自身がどのような状態で結婚生活を送れているかに関わる要素と、各満足度・幸福度との関連が強まる傾向が見られました。

【女性】「親族」の悩み、結婚3年目以降に夫婦関係・家庭生活の満足度との関連が強まる

結婚初期の女性では、「親族」に関する悩みと夫婦関係満足度(-0.07)・家庭生活満足度(-0.05)との間に、ほとんど関連が見られませんでした。しかし結婚中期になると、夫婦関係満足度(-0.43)だけでなく、家庭生活満足度(-0.50)とも一定の相関を示すようになりました。
一方で、親族に関する悩みの平均値は初期2.17、中期2.12と、大きな変化はありませんでした。つまり、親族に関する悩みそのものが強くなったわけではないにもかかわらず、その悩みと夫婦関係・家庭生活満足度との関連が強まったということです。
婚姻期間が長くなるにつれて、親族との付き合いや家族をめぐる意思決定など、夫婦を取り巻く関係性が広がることが、その背景の1つとして考えられます。
注:相関係数は、-1.0〜1.0の範囲で、絶対値が大きいほど強い相関があると言えます。相関係数が正(+)の場合「片方が上がるともう片方も上がる」、負(-)の場合「片方が上がるともう片方が下がる」関係にあることを示します。
男女ともに、結婚中期に満足度・幸福度との関連が強まった3つの指標
今回の調査では、結婚中期において、男女ともに「夫婦関係満足度」「家庭生活満足度」「幸福度」との関連が強まった3つの指標も明らかになりました。
【自己決定感】「自分で選んでいる」と感じられるか


自分の意思で行動や選択を決められているという感覚を示す指標です。女性では、夫婦関係満足度との相関が初期はほとんど見られなかった(0.18)のに対し、中期には一定の相関(0.42)が見られるようになり、幸福度との相関も0.45から0.60に強まりました。男性では中期に、各満足度・幸福度との相関係数がそれぞれ0.70〜0.74と、非常に高くなりました(※)。
【家庭居場所感】家が安心して居られる場所だと感じられるか


家庭内で1人の人間として、気を遣わずにくつろげる場所があるかという心理的安全性を示す指標です。女性では、幸福度との相関係数が0.38から0.67へと大きく上昇しました。男性では中期になると、すべての満足度・幸福度と強い相関(0.71〜0.78)が見られました(※)。
【趣味・友人関係満足度】家庭の外に自分の世界があるか


家庭や仕事とは別に、自分自身が楽しめるコミュニティや時間を持っているかどうかを示す指標です。女性では中期に、夫婦関係満足度・家庭生活満足度と一定の関連(0.43〜0.49)が見られるようになりました。男性では、初期に0.26〜0.38と弱かった相関が、中期には家庭生活満足度と0.77、幸福度と0.59、夫婦関係満足度と0.57まで上昇しました(※)。
これら3つの指標に共通するのは、「パートナーが自分に何をしてくれるか」だけではなく、自分自身がどのような状態で結婚生活を送れているかに関わる要素であるという点です。
※婚姻中期の男性はサンプル数が32名と少ないため、相関が高く現れた可能性があります。
恋愛心理学者・山崎敬太 コメント

恋愛心理学者であり、ナレソメ予備校で1,000件以上のカウンセリングを行なってきた山崎敬太は、今回の結果について次のようにコメントしています。
「結婚初期と中期の大きな違いの1つは、育児だと考えられます。共働きが主流の今、育児で親族を頼る場面は増えやすく、結婚中期には親族との関わりが生活の中に入りやすくなると思われます。
結婚初期は親族との関わりが限られており、悩みをそもそも抱きづらかったり、悩みがあっても夫婦や家庭に影響が少なかったりする一方、結婚中期には、親族との関わりが増え、その悩みは夫婦や家庭に影響を与えやすくなると考えられます。それが、夫婦関係や家庭生活の満足度との結びつきとして表れたのではないでしょうか。」
記事ではさらに、以下の内容も詳しく解説しています
- 女性では、夫婦関係・家庭生活の満足度と自身の幸福度の結びつきが、結婚初期から中期にかけて強まる傾向
- 女性の「家事・育児」の悩みが、結婚初期は夫婦関係満足度と、中期は家庭生活満足度や自身の幸福度とも関連するように
- 男性では、結婚初期に幸福度と関連していた「ワーク・ライフ・バランス」「家計」の悩みとの関連が中期に弱まり、自分自身の充足に関わる指標との関連が強まる傾向
- 時期に合わせて、夫婦で「お互いの満たしどころ」を再点検するという考え方
結婚生活の変化を、データをもとに見つめ直したい方は、ぜひ本編もご一読ください。
https://naresome.co.jp/note/marital-satisfaction-changes-over-time/
恋愛心理学者・山崎 敬太のプロフィール
筑波大学心理学類卒。日本パーソナリティ心理学会所属。研究テーマは「遠距離恋愛の関係継続」。
在学中から恋愛心理学を探究し、自己肯定感や関係維持の心理を研究。
延べ1,000名以上のカウンセリングを行い、"恋愛と結婚のリアル"を科学的かつ温かく伝える。2025年にはルクア大阪(JR西日本SC開発(株)協力)で恋愛ワークショップを開催するなど、理論と実践をつなぐ恋愛心理学者。
https://naresome.co.jp/keita-yamazaki/
調査概要
<調査方法>
インターネットによるアンケート調査
<調査期間>
2026年7月2日(木)〜7月8日(水)
<調査対象>
既婚の男女
<回収サンプル数>
399名(男性113名・女性286名)※結婚10年以上の男性11名・女性47名を含む
調査結果の引用について
本調査結果は、以下の引用ルールを遵守いただくことで、どなたでも引用いただけます。
本調査結果を引用する場合は、「既婚者対象:結婚生活に関する調査2026(ナレソメ総研調べ)」および記事URLを必ず明記してください。
記載例:
出典:既婚者対象:結婚生活に関する調査2026(ナレソメ総研調べ)
https://naresome.co.jp/note/marital-satisfaction-changes-over-time/
ナレソメ予備校が目指す結婚のかたち
ナレソメ予備校は、「恋愛・結婚を通してQOLを上げる」ことを掲げ、感情的価値と合理的判断を両立させる「ロジカル×ラブ」の考え方を軸に、Best Marriageによる「50年続く幸せ」の実現を目指しています。
ナレソメ予備校とは
「恋愛・結婚を通してQOLを上げる」をコンセプトとしている結婚相談所です。成婚率(82.4%※1)、20代会員比率、会員平均年収、成婚までの活動期間の4部門でNo.1※2を獲得。「結婚はゴールではなくスタートである」と捉え、「50年続く長期的に幸せな結婚を実現する」というミッションを掲げています。
※1 2025年7月〜2026年6月における全退会者のうち成婚退会者の割合
※2 2026年5月期 結婚相談所(IBJ連盟内)市場調査(調査機関:日本マーケティングリサーチ機構)
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https://naresome.co.jp/yobiko
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