自由が丘南口エリアの自由通りに9月13日、無国籍料理ダイニング「SIMPLE DISH（シンプルディッシュ）」（目黒区自由が丘1、TEL 03-3725-2250）がオープンした。

通りから店内が見渡せる「SIMPLE DISH」外観

　同店では、全国の契約農家から届く産直野菜、神奈川県・三浦などから捕れたその日に直送される魚介類など旬の食材を使ったメニューを提供するのが特徴。

　店舗面積は18坪。女性1人でも安心して入れるようにと通りから店内が見渡せるオープンスタイルで、黒とベージュを基調としたスタイリッシュな雰囲気に仕上げた。席数は、カウンター6席、テーブル席20席、ハイカウンター席4席の計30席。

　同店オーナーの山内毅さんは、横浜ロイヤルパークホテルなどで経験を積んだ元サービスマン。「お酒と一緒に楽しめて、安心で安全な自然食材を使ったメニューがそろうダイニングを手がけてみたい」と「キハチ」出身のシェフを迎え、フレンチベースの無国籍料理をメーンにメニュー作りにもこだわった。

　料理はすべてアラカルトで、取り分けできるシェアスタイル。主なメニューは、国産豚を使ったペーストにベーコンを巻いた「豚肉のリエット」（700円）、「三浦のさざえ ガーリックバター焼き」（中粒3個＝1,500円）、「いか・帆立貝・車海老・蛸のB.B.Qチリソース煮」（1,700円）など。500円～1,200円前後のメニューをそろえる。

　締めには、「パルメザンチーズと香草の炭火焼きおにぎり 海の幸添え 魚介サフラン風味お茶漬け仕立て」（950円）、ジュレ状に固めためんつゆを乗せた「冷たい稲庭うどん タラバ蟹と出汁のきいたジュレ からすみと柚子の香りを添えて」（950円）など和風テイストのメニュー、パエリア鍋で提供する「こんがり焼き上げた、黒糖のフレンチトーストバニラ風味」（500円）などのデザートも。

　ドリンクは、フランスワインがメーン。グラスワイン（赤、白＝600円、スパークリング＝900円）、常時40種類のボトルワイン（3,000円～）をそろえる。そのほか「ギネス（生）」（600円）、「ブラウマイスター」（600円）、ベルギービール「ニュートン青リンゴ」（800円）のビールなども。

　ランチは、ワンプレートスタイルで「ゴマの炊き込みご飯」など日替わりアレンジライスとメーンを魚または肉から選べる。温・冷野菜、スープ、パン、プチデザート付きで、価格は1,000円。ディナーの客単価は3,500円前後～。

「素材を生かしたメニューはもちろん、カウンターのカップルシートやトイレにパウダールームを用意するなど『女性』を意識した造りにした。ターゲットは、そうした女性に付いてくる男性（笑）」（山内さん）。

　営業時間は11時30分～14時、16時～22時。水曜、第1・第3火曜定休。