自由が丘商店街振興組合（目黒区自由が丘1、TEL 03-3717-4541）は5月3日～5日、被災地支援を目的としたチャリティーイベント「自由が丘スイーツハート・プロジェクト」を開催する。

支援活動参加店舗の目印となる「自由が丘スイーツハート・プロジェクト」ステッカー

　同組合では、3月11日の震災直後から被災地支援のための義援金活動を開始。さらに街として支援できることがないか協議した結果、毎春恒例のスイーツイベント「自由が丘スイーツフェスタ」をチャリティーイベントに変更し、集まった義援金を全額、目黒区を通じて友好都市・宮城県気仙沼市へ寄付することを決めた。

　完成間近の自由が丘の玄関口・駅前女神広場周辺をメーンに、自由が丘の有名スイーツ店21店が参加する「チャリティースタンプラリー」、雅楽師の東儀秀樹さんほか自由が丘ゆかりの著名人がチャリティー応援に駆け付ける「とどけようスイーツハート」、著名人による被災者応援の直筆メッセージ「スイーツハート・メッセージ」展示、被災地の子どもたちへ贈る文房具の回収なども行う。

　期間中、駅前本部と南口第2会場に募金箱を設置し来街者に被災地支援を呼びかけるが、「チャリティースタンプラリー」への参加応募1枚につき100円の寄付金を同組合が拠出することも発表。「地域コミュニケーションを支える意味で、商店街の果たす役割は大きくなっており、今こそそれを実践すべき時」（同組合・岡田一弥理事長）とし、街と住民、来街者が一体となって復興支援活動の輪を広げていくことを目指す。

　同イベント実行委員長の岸弘二さんは「被災地への復興支援はもちろんだが、このチャリティーに賛同してくださる来街者の方々をはじめ、皆さまに『自由が丘のスイーツハート』を伝えたい」と期待を寄せる。

　イベントの詳細は、期間中に駅前本部付近で配布するプログラムや、公式サイト「自由が丘オフィシャルガイドウェブ」で確認できる。