リリース発行企業:CarterJMRN株式会社
京都、日本 - 2026年9月24日 - The Carter Groupの取り組みであるLiving Bestと株式会社国際電気通信基礎技術研究所(以下、ATR)は、けいはんな学研都市における新たなロンジェビティ・イノベーション構想「Living City Keihanna」(リビング・シティ ケイハンナ)を始動することを発表しました。
Living City Keihannaは、日本の生活者が抱える実際のニーズと、世界各地の有望なソリューションをつなぎ、検証から社会実装、継続的な普及・定着までの道筋をつくる取り組みです。
2026年10月8日〜9日にけいはんなプラザで開催される「京都スマートシティエキスポ2026」へ出展し、2日目の10月9日に、Living BestとATRがMOU(基本合意書)を正式に締結する予定です。その後、10月19日にはTokyo Innovation Baseにてビジネスフォーラムを開催します。
生活者のニーズから、社会への定着まで
日本には世界有数の研究力と技術力があります。一方で、有望な技術やアイデアであっても、生活者にとって本当に必要なものかを見極め、効果や受容性を検証し、実際の社会に導入し、継続的な普及につなげるまでには、いくつもの壁があります。
Living City Keihannaは、これまで分断されがちだった各段階を一つにつなぐことを目指します。その出発点となるのは、「テクノロジーではなく、人から始める」というシンプルな考え方です。
目指すのは、単なるスマートシティではなく、地域の人々が初期段階から関わり、実際の生活課題に基づいてイノベーションを育て、その価値を「人々の暮らしを本当に良くできるか」という視点で判断する、「心のあるまち(City with a Heart)」です。
けいはんなと世界のイノベーションをつなぐ
Living Bestは、グローバルなロンジェビティ領域に関する調査、有望なイノベーションの発掘、生活者視点での検証、そして日本市場での事業化支援に関する知見を提供します。
2021年以降、40カ国以上、2,000社を超えるスタートアップや事業を調査し、その中から選定した製品やサービスについて、日本の生活者から延べ17,000件以上の評価を収集してきました。さらに、専門家や関連機関からの意見も取り入れながら、日本における可能性を検証しています。
Living City Keihannaでは、地域住民をはじめとする利用者候補に、調査、フィードバック、共創、デモンストレーションなどを通じて早い段階から参加いただきます。これにより、テクノロジーありきではなく、実際の生活課題やニーズに即したソリューションの開発と検証を可能にします。また、「Living Best Japan Gateway」を通じて、海外の有望なスタートアップや事業者を、日本で見いだされたニーズや事業機会と結びつけます。
ATRは、けいはんなの研究基盤とオープンイノベーション・エコシステムを提供します。その一つである「Keihanna Global Acceleration Program Plus(KGAP+)」では、海外スタートアップと日本企業をつなぎ、事業開発、協業、実証実験(PoC)などを支援しています。
世界の有望なロンジェビティ・イノベーションをいち早く発掘・評価し、共同開発、技術・サービスの統合、販売、投資、社会実装など、多様な形での連携をご検討いただける機会を提供します。世界で生まれつつある新たな技術やビジネスモデルへの理解を深める場としても、幅広い皆様のご参加をお待ちしております。
ATR 代表取締役副社長 鈴木博之氏のコメント:
「けいはんなには、研究開発力に加え、産業界、アカデミア、行政、地域住民にまたがる多様なネットワークがあります。Living Bestとの連携を通じ、こうした資産を世界のイノベーションとより直接的につなぎ、検証から社会実装、さらに幅広い市場への展開につながる、より強固な道筋を構築していきたいと考えています。」
Living Best共同創業者 ドミニク カーター氏のコメント:
「必要なのは、より多くのテクノロジーを探すことだけではありません。人々が本当に必要としているものを理解し、そのニーズに応えるイノベーションを見つけ、優れたソリューションが検証から社会実装、そして継続的な普及へと進める道筋をつくることが重要です。私たちが目指すのは、人々が最初から参加し、ともに未来をつくる『心のあるまち』です。」
