リリース発行企業:株式会社コマースロボティクス
株式会社コマースロボティクス(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤彰弘)は、中小企業向けクラウドERP「eerp(イイアールピー)」の開発コンセプトを策定し、2026年10月1日に公式サイトで公開しました。
開発コンセプトページ:https://eerp.jp/concept/

eerpは「ERPは高すぎる、難しすぎる」という中小企業の課題に対し、自社の業務に合わせてシステムをつくるのではなく、磨かれた標準に業務を合わせる考え方を基本にしています。これはEC業界で当たり前になっている考え方です。当社がEC向けOMS・WMSで培った知見と、3件の自動化特許の技術をもとに、個別開発に頼らないシンプルなERPを中小企業に提案します。
■ 背景:中小企業にとって、ERPは高すぎ、難しすぎる
人手不足が続くなか、中小企業でも受注・在庫・請求などの基幹業務をシステムでつなぐ必要が高まっています。一方で、多くの中小企業ではいまもExcel・紙・FAXによる転記作業が残っています。
従来のERPは、専任の情報システム部門と外部の導入コンサルタントがいる前提でつくられてきました。導入費用は数百万〜数千万円規模、導入期間は半年から数年に及ぶことも珍しくありません。兼任の担当者1、2名で管理部門を運営する中小企業には、現実的な選択肢になりにくいのが実情です。
ERPが重くなる大きな理由は、自社の業務に合わせてシステムをつくることにあります。会社の数だけ業務フローが生まれ、そのたびに個別開発が必要になります。個別開発はバージョンアップや法改正のたびに改修を要し、仕組みを知る担当者が離れると運用が止まる原因にもなります。
■ eerpの開発コンセプト:「標準に、業務を合わせる」
EC業界では、扱う商品も規模も異なる多くの事業者が、ほぼ同じ受注・在庫引当・出荷の仕組みで日々の注文を処理しています。事業者が競うのは商品や届け方、顧客との関係であり、受注や出荷の仕組みではありません。
当社は、この考え方はBtoBの基幹業務にも当てはまると考えました。見積・受注・在庫・出荷・請求は、どの会社でも同じ標準でよい業務です。そこを標準に乗せて手間をなくし、浮いた人と時間を商品開発や顧客対応など、本来差別化すべき業務に振り向ける。これがeerpの開発コンセプトです。
eerpは、このコンセプトを次の3つの設計原則として製品に落とし込んでいます。
原則1 標準に、業務を合わせる
個別開発を前提とせず、多くの会社でそのまま使える業務の流れを標準として提供します。自社ならではの処理が必要な場合も本体は改修せず、ワークフロー自動化ツールのn8nや生成AIを外付けして対応します。本体を標準のまま保つことで、バージョンアップの恩恵を継続して受けられます。
原則2 必要なところから、小さく始める
見積管理や販売管理など必要な機能から導入し、事業の成長に合わせて倉庫管理・生産管理などを追加できます。見積管理システムは月額1万円(税抜)から利用できます。
原則3 兼任の担当者が、自分で運用できる
専任の情報システム部門がなくても設定・運用できる画面と操作を基準にしています。生成AIも道具として組み込んでおり、利用者にAIの専門知識は必要ありません。操作に迷った際は、AIヘルプデスクが24時間365日対応します。
■ EC基盤の実績と、OMS・WMS自動化の特許技術
当社は、EC向けOMS・WMS一体型システム「コマースロボ」とクラウドWMS「Air Logi」を通じて、導入実績2,000社、年間注文処理数6,000万件の現場を支えてきました※1。この中で、受注処理(OMS)と倉庫管理(WMS)の自動化技術について2件の特許を取得しています※2。手作業を減らす自動化機能が多くのお客様に受け入れられ、導入社数の拡大につながってきました。
eerpは、この知見をBtoBの基幹業務に応用して設計しています。主な機能とEC由来の考え方の対応は次のとおりです。
Web注文が難しい取引先からの電話・FAXによる注文も、同じ仕組みの中で受注管理できます。
※1 当社提供製品(コマースロボ・Air Logi)2サービス合計の実績。導入実績は2026年1月時点、注文処理数は年間出荷件数(2025年1月1日から12月31日)。


代表取締役 伊藤彰弘
■ 代表取締役 伊藤彰弘のコメント 私たちは長く、EC事業者の受注と出荷の現場に関わってきました。そこで見てきたのは、少ない人数の会社が標準の仕組みに乗ることで、大きな会社と対等に戦っている姿です。
一方で、同じ会社でもBtoBの取引になると、注文はいまもFAXや電話で届き、担当者が手で入力しています。基幹業務のシステムは、中小企業には高すぎ、難しすぎるままでした。
ERPは、本来もっとシンプルでいいはずです。会社の数だけ業務フローをつくるのではなく、磨かれた標準をみんなで使う。足りない部分はn8nや生成AIを道具として外付けする。浮いた時間とお金を、商品やお客様のために使っていただきたい。eerpは、その当たり前を中小企業の基幹業務に届けるための製品です。
■ 中小企業向けクラウドERP「eerp」概要

■ 会社概要
