駒澤大学（世田谷区駒沢1）で7月5日、同大学「落語くらぶ」OB会主催による「三遊亭遊馬 真打お披露目落語会」が開催される。

　今回の公演は、同大学落語くらぶ（落語研究会）出身・三遊亭遊馬（ゆうば）さんの真打昇進を記念して行われるもの。同じくOBの落語家・桂竹丸さん（真打）、桂笑生さん（二ツ目）も出演する。

　今年5月に真打昇進を果たした遊馬さんは1970年生まれ。同大学仏教学部禅学科を卒業後、三遊亭小遊三さんの6番目の弟子として入門。「声の大きさだけなら落語界随一」（遊馬さん）という大きな声と体で務める高座は、古典落語の実力派として二ツ目時代から高い評価を得ている。

　主催の同大学落語くらぶは、遊馬さん、竹丸さん、笑生さんのほかにも、三遊亭貴楽さんや講談の神田愛山さんらを輩出。社会人OBたちも、アマチュア落語家として世田谷区周辺の老人会に出演するなどボランティア活動を行っている。

　会場は、同大学駒沢キャンパス・本部棟内にある中央講堂。開催時間は13時30分～15時。遊馬さんによる真打昇進のあいさつ「披露口上」も行われる。入場無料。

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