
清掃・設備保守事業およびロボティクス事業を展開する株式会社エムエムインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橋本 修一)は、人手が不足している飲食店の経営者(20代〜60代の男女)を対象に「飲食店の今後の人手不足対策に関する調査」を実施しました。この調査から、人手を確保・定着させるために実施してきた施策の中で限界を感じる施策や、その理由、今後最も投資を強化したい施策などが明らかになりました。
<背景>
2026年秋の全国最低賃金引き上げに伴い、人手不足が深刻な飲食店においては更なる人件費負担の増大と人材獲得競争の過熱が懸念されています。これまで多くの飲食店舗では、時給の引き上げや求人広告の強化といった「採用努力」によって人手を確保しようと試みてきました。しかし、生産年齢人口の減少に伴い、際限のない賃上げや採用強化だけでは店舗運営に必要な人材を確保・維持することが困難になりつつあります。そこで、株式会社エムエムインターナショナルは、人手が不足している飲食店の経営者を対象に、「飲食店の今後の人手不足対策に関する調査」を実施しました。
<調査サマリー>
・人手不足の飲食店経営者が、現在、人手不足が店舗経営に与えている最も大きな影響として最も多く挙げたのは「人件費・採用コストの増大」
・人手不足の飲食店経営者がこれまで人手を確保・定着させるために実施してきた施策として最も多いのは「賃上げ」。その比率は約45%
・人手不足の飲食店経営者が人手を確保・定着させるために実施してきた施策の中で、限界を感じる施策は「賃上げ」が最多
・人手を確保・定着させるための施策に限界を感じている飲食店の経営者が、施策に限界を感じる主な理由として挙げたのは「応募が集まらないため」と「費用負担が重いため」で、いずれも半数に達する
・人手不足の飲食店経営者が人手不足への対策として今後最も投資を強化したい施策は「賃上げ」が最多。業務の簡素化・省力化に関わる施策を挙げる人も合わせて2割超
・人手不足の飲食店経営者の4割超が、今後の人手不足対策として「採用強化・賃上げ」より「DX・省人化」を重視すると回答
<調査概要>
調査期間:2026年10月16日〜2026年10月19日
調査方法:インターネット調査
調査対象:人手が不足している飲食店の経営者(20代〜60代の男女)
調査人数:199名
モニター提供元:RCリサーチデータ
※本調査における「飲食店の経営者」とは、法人または個人事業として飲食店を営んでいる方を指します。
※回答比率は小数点第二位を四捨五入しているため、回答比率の合計は100.0%にならない場合があります。
人手不足の飲食店経営者が、現在、人手不足が店舗経営に与えている最も大きな影響として最も多く挙げたのは「人件費・採用コストの増大」
まず、「現在、人手不足が店舗経営に与えている最も大きな影響は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「人件費・採用コストの増大」で27.6%、2位が「経営者自身の現場業務・労働時間の増加」で20.6%、3位が「既存従業員の業務負担の増加」で16.1%という結果になりました。この結果から、人手が不足している飲食店の経営者が、現在、人手不足が店舗経営に与えている最も大きな影響として最も多く挙げたのは「人件費・採用コストの増大」であり、その比率は2位を7.0ポイント上回ることが明らかになりました。

人手不足の飲食店経営者がこれまで人手を確保・定着させるために実施してきた施策として最も多いのは「賃上げ」。その比率は約45%
次に、「これまで、人手を確保・定着させるために実施してきた施策は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「賃上げ」で43.2%、2位が「特に施策は実施していない」で31.7%、3位が「求人サイトへの有料掲載」で27.6%という結果になりました。この結果から、人手が不足している飲食店の経営者がこれまで人手を確保・定着させるために実施してきた施策として最も多いのは「賃上げ」であり、その比率は約45%で、「求人サイトへの有料掲載」を15.6ポイント上回ることがわかりました。一方で、「特に施策は実施していない」という回答も3割以上みられました。

人手不足の飲食店経営者が人手を確保・定着させるために実施してきた施策の中で、限界を感じる施策は「賃上げ」が最多
続いて、「人手を確保・定着させるために実施してきた施策の中で、限界を感じる施策は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「賃上げ」で39.2%、2位が「特にない」で35.7%、3位が「求人サイトへの有料掲載」で21.6%という結果になりました。この結果から、人手が不足している飲食店の経営者が人手を確保・定着させるために実施してきた施策の中で、限界を感じる施策は「賃上げ」が最多となり、その比率は「求人サイトへの有料掲載」を17.6ポイント上回ることが判明しました。

人手を確保・定着させるための施策に限界を感じている飲食店の経営者が、施策に限界を感じる主な理由として挙げたのは「応募が集まらないため」と「費用負担が重いため」で、いずれも半数に達する
さらに、人手を確保・定着させるために実施してきた施策に限界を感じている飲食店の経営者を対象に、「人手を確保・定着させるための対策に限界を感じる理由は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「応募が集まらないため」で56.3%、2位が「費用負担が重いため」で50.0%、3位が「採用しても早期に離職するため」で35.2%という結果になりました。この結果から、人手を確保・定着させるために実施してきた施策に限界を感じている飲食店の経営者が、施策に限界を感じる主な理由として挙げたのは、「応募が集まらないため」と「費用負担が重いため」で、いずれも半数に達することが明らかになりました。

人手不足の飲食店経営者が人手不足への対策として今後最も投資を強化したい施策は「賃上げ」が最多。業務の簡素化・省力化に関わる施策を挙げる人も合わせて2割超
また、人手が不足している飲食店の経営者を対象に、「人手不足への対策として、今後最も投資を強化したい施策は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「特にない」で29.1%、2位が「賃上げ」で20.1%、3位が「店舗マネジメント人材の育成」で15.6%、4位が「オペレーションの簡素化」で15.1%、5位が「省力化ツールの導入」で7.5%という結果になりました。「特にない」が最も多く、施策の中では「賃上げ」が最多となったものの、「オペレーションの簡素化」(15.1%)と「省力化ツールの導入」(7.5%)の各回答の比率を合計すると22.6%となり、この結果から、人手が不足している飲食店の経営者のうち、2割超が人手不足への対策として業務の簡素化・省力化に関わる施策を、今後最も投資を強化したい施策として挙げていることがわかりました。

人手不足の飲食店経営者の4割超が、今後の人手不足対策として「採用強化・賃上げ」より「DX・省人化」を重視すると回答
調査の最後、人手が不足している飲食店の経営者を対象に、「今後の人手不足対策として『採用強化・賃上げ』と『DX・省人化』のどちらを重視するか」を尋ねる設問への回答では、「『DX・省人化』より『採用強化・賃上げ』を重視する」が57.8%、「『採用強化・賃上げ』より『DX・省人化』を重視する」が42.2%という結果になりました。「DX・省人化」より「採用強化・賃上げ」を重視するという回答が過半数を占めるものの、この結果から、人手が不足している飲食店の経営者のうち、4割超が今後の人手不足対策として「採用強化・賃上げ」より「DX・省人化」を重視すると回答していることが判明しました。











