今年8月に創刊した自由が丘経済新聞の累計PV（ページビュー）ランキング1位には、自由が丘駅前の隠れ家的カフェとして若い女性を中心に人気を集める「cafe one（カフェ・ワン）」オープンを取り上げた「自由が丘南口にカフェの新店－手作り雑貨の販売コーナーも」が輝いた。

　ランキングは、8月から12月27日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。2位には「自由が丘に期間限定『フィンランド・カフェ』－テーマは『自然』」、3位には「石黒彩さんがベーグルをプロデュース－自由が丘で限定販売」がランクインした。PVベスト10は以下の通り。（カッコ内は掲載日）

1. 自由が丘南口にカフェの新店－手作り雑貨の販売コーナーも（8/22）2. 自由が丘に期間限定「フィンランド・カフェ」－テーマは「自然」（10/03）3. 石黒彩さんがベーグルをプロデュース－自由が丘で限定販売（9/3）4. ヨーロッパ製キッチン用品のセレクトEC店が、自由が丘に直営店（9/10）5. 神戸の婦人靴ブランド「BATH」が自由が丘に直営店－関東初（8/23）6. 学芸大学駅前に「世界の米食堂」がテーマのレストラン（8/24）7. スイーツフォレスト、R20指定「大人のクリスマススイーツ」販売（11/19）8. 自由が丘最大のイベント「女神まつり」－初のエコプロジェクトも（10/5）9. 駒沢公園前にスペイン料理がメーンの地中海料理カフェレストラン（9/21）10. お茶専門店「ルピシア」が自由が丘に新本店－3業態を展開（8/20）
　自由が丘のイメージは、「スイーツ」「雑貨」「カフェ」がここ数年定着しており、自由が丘経済新聞のベスト10を見てみると、10本中7本までが3つのキーワードのいずれかに関する話題となっている。

　1位の「cafe one」は、自由が丘駅南口の小さなビルの2階にあり、利用客ひとりひとりにホスピタリティーが行き届く店作りが特徴。華やかさや集客数を競う大商業施設とは対極の、静かでゆったりとした時間が流れており、商業地と住宅地が共存する「自由が丘」らしさを象徴する店舗が話題を集めた。

　4位、5位、10位は、自由が丘に「初出店」「新本店」記事が入り、自由が丘にブランドイメージを求めるニューカマーの進出が目立った。そのほか、近年関心の高まる「自然」（2位）や「エコプロジェクト」（8位）がテーマのイベントがいずれも盛況で、その結果がランキングにも反映された。ベスト10入りは逃したが、「ロハス」に関する話題も長期間ランクインしており、今後はエコと結びつくイベントや話題が増えることも考えられる。

　来春には、自由が丘に有名インテリアショップの進出も決定しており、来年も「スイーツ」「雑貨」「カフェ」の情報に注目が集まりそうだ。