自由が丘駅前ロータリーで7月15日から3日間、恒例行事「自由が丘納涼盆踊り大会」が開かれる。主催は自由が丘商店街振興組合。

駅前ロータリーに踊りの輪が広がる「自由が丘納涼盆踊り大会」写真は2019年開催時

　自由が丘の盆踊りは都内では数少ない「駅前」が会場。地元の住民や企業から踊り手が集まり、駅前広場に組まれた特設やぐらを囲むように踊りの輪が二重、三重に広がる。新型コロナウイルス禍で中止が続き、開催は2019年以来4年ぶりとなる。

　今年は盆踊りで使う楽曲に、若い世代や地元住民にファンが多いアーティストの人気曲を追加する。同組合地域振興部長の田中章彦さんは「街の伝統行事を次世代に残すため、盆踊りになじみの少ない若い世代にも参加してほしい」と期待を寄せる。

　追加曲は「夜に駆ける」（YOASOBI）、「ダンシング・ヒーロー」（荻野目洋子さん）、「希望の轍」（サザンオールスターズ）の3曲。同大会の定番曲と合わせ、全曲分の振り付け動画を同組合ホームページ「自由が丘オフィシャルウェブサイト」で現在公開している。

　追加曲の踊りを指導するのは、生まれも育ちも自由が丘という元フラダンサーの田中由希子さん。「追加曲のうち『夜に駆ける』の踊りはそれほど難しくなく、老若男女問わず踊りやすい。リズムに乗って楽しんで」とも。

　開催時間は、15日＝子どもの部18時10分（予定）～19時、一般の部19時～20時30分、16日・17日＝同17時30分～18時30分、同＝18時30分～20時30分。

　そのほか、「自由が丘盆踊り こども広場」（16日・17日、12時30分～16時30分）を同会場で開催。うちわや風鈴などのものづくり体験、スーパーボールすくいなどのブースが出店する（参加有料）。

※上記イベントのうち、「自由が丘盆踊り こども広場」は猛暑を避けるため、開催時間が「17時～18時」に変更されました。（7月14日発表）