自由が丘北口にある英国式ティールーム「St.Christophers Garden（セントクリストファーガーデン）」（目黒区自由が丘1、TEL 03-3725-9681）は12月4日、オリジナルブレンドティー「クリスマスティー2008」ほかクリスマス限定商品の店内提供と販売を始めた。

紅茶と一緒に味わいたい、英国伝統クリスマス菓子「クリスマスプディング」

　同店は、イングリッシュガーデンを配した一軒家造りのティールームで、英国直輸入の紅茶と英国風ケーキを提供。今年10月には、敷地内にテークアウト専門店「Patisserie St.Christophers（パティスリーセントクリストファー）」（同、TEL 03-3723-0880）をオープンし、今まで店内でのみ提供していたケーキの販売も始めた。

　今年販売する「クリスマスティー2008」（オリジナル缶入り、1,000円）は、最高級のイングリッシュブレックファースト茶葉にスリランカ産シナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャーほか8種類のオーガニックスパイス、香り付けにオーガニックオレンジピール、オーガニックピンクペッパーをブレンドしたもの。

　商品について、同店広報・企画担当の保田絵美さんは「通常当店で提供しているスパイスティーの茶葉はアッサムだが、寒い冬によく飲まれるミルクティー用にコクのある味わいに仕上げた。さわやかなかんきつ系の香りで、クリスマスの華やかな気分も楽しんでいただければ」と話す。

　最近は「ジンジャー」を使ったスイーツなどがブームだが、「ブレンドしたオーガニックスパイスは、ジンジャーほか体を温める効果や美容にも良いとされるものを選んだ。オーガニックスパイスは携帯用（0.7グラム×40本＝1,200円）としても店頭販売しているが、他店にはないティーアイテムとしてリピーターも増えている」（保田さん）とも。

　このほかクリスマスツリーのオーナメントとして親しまれているクッキー「ジンジャーマン」（200円）や、英国伝統のクリスマス菓子「オリジナル クリスマスプディング」（直径9センチ＝1,500円、限定30台）なども店内提供と販売を同時に行う。

　「プディング」は、英国の家庭では牛脂を使うことが多いそうだが、同店では日本人向けにアレンジしたレシピで製作している。ブランデーに漬け込んだドライフルーツをふんだんに使った柔らかな食感と、オーガニックスパイスの程よい風味が特徴。「店内ティールームでは、少し温めたプディングにクリームを添えて提供しているが、深みのある味わいと好評をいただいている」（同）。

　営業時間は10時～19時。水曜定休（祝日の場合は営業）。